あまりにも悲しい映画3選:洋画編

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世の中にはハッピーエンドで終わらない映画がたくさんあります…。中でも悲しい結末を迎える作品は、耐え難い気持ちにさせられるのも事実。今回は、そんな「悲しい映画」をご紹介!

『ラブレス』(2017)

https://www.imdb.com/title/tt6304162/mediaviewer/rm3152881664?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開:2017年
製作国:ロシア/ドイツ/フランス/ベルギー
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:マルヤーナ・スピヴァク/アレクセイ・ロズィン ほか

12歳の少年アレクセイ(マルヤーナ・スピヴァク)は、一流企業に勤める父と美容サロンを経営する母を持つ。
綺麗な家に住み、何不自由ない生活かと思われたが、実は両親は離婚間近。
さらには息子を愛せない父と母は、息子をどちらが引き取るかで、日夜喧嘩を繰り返していたのだ。
ある時、その一部始終を目撃してしまったアレクセイは、誰からも必要とされていないことを悟り、姿を消してしまう。
息子が失踪したことに何日も気付かなかった父と母は、ようやく捜索を開始するが、果たしてアレクセイは無事なのだろうか?
そして、息子が消えたことで彼らが見つける答えとは・・・。

予告編・見どころ

ロシアの鬼才アンドレイ・ズビャギンツェフが、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた作品。
全体を通して突き刺すような寒空と痛々しく暗めの映像が目を惹く一本。
息子を愛せなかった両親が、息子が消えたことで、何を思うのかというのがテーマです。
心理描写が強めであり、登場人物たちの心情を掴むのに若干の努力を有しますが、息子が失踪してもなお、真剣に探す気配もなく、自らを愛してくれる愛人の元へと向かう父と母に対して、怒りを通り越して呆れてしまう。
なかなか胸糞悪い映画であり、苛立ちが募ることは避けられない。
邪険にしていた息子が失踪したことで、父と母がどのような態度を示すのか。
安心感か、喪失感か、それとも・・・ラストの感じ方、答えは人それぞれだと思います。

『マギー』 (2015)

https://www.imdb.com/title/tt1881002/mediaviewer/rm2922553857?ref_=ttmi_mi_all_pos_10

作品情報・あらすじ

公開:2015年
製作国:アメリカ/スイス
監督:ヘンリー・ホブソン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/アビゲイル・ブレスリン/ジョーリー・リチャードソン ほか

近未来。
人間がゾンビ化してしまうウィルスが蔓延したアメリカ。
娘がウィルスに感染したと知らされた父ウェイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、娘を引き取り、自宅で共に過ごす選択をする。
日を追うごとにゾンビ化していく娘を目に、ウェイドは大きな決断を強いられる・・・。

予告編・見どころ

「ゾンビ映画」というジャンルはもはや把握しきれないほどに、日に日に増殖の一途をたどっていますが、本作のような「ゾンビ化していく娘」と共に過ごす日々を中心に映し出したドラマ作品は珍しいと思います。
‘‘死’’に近づいていく娘と‘‘決断’’を下さなけらばならない父の悲哀が前面に描き出された作品で、とにかく暗いし、シリアスだし、悲しい物語であることに違いはなく、こういった作品はよくお涙頂戴のドラマ作品になりがちですが、ゾンビ映画でこの展開に持ち込まれると、割と新鮮で、退屈せずに鑑賞できることでしょう。
長年、アクションスターとして活躍し、その道の重鎮として知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、本作では、苦悩する父親役を熱演!
そこには表情のないシュワちゃんは存在せず、ただただ娘を思い、最後には自らの手で殺めなければならないという苦悩や葛藤を表情に滲ませた素晴らしい演技を披露。
今回のシュワの好演にはただ驚かされ、その人間味あふれる演技には賞賛を贈りたい次第です。
ゾンビ化していく娘を演じるアビゲイル・ブレスリンもまた悲哀に満ちた表情を終始魅せ、観ている側の感情移入を誘います。
劇中のこの2人の親子が辿っていく道のりには、涙を誘われることでしょう。
低予算で製作されたゾンビ映画としては上々の出来栄え。
もしも、あなたの家族が‘‘感染’’してしまったら、どうしますか?

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)

https://www.imdb.com/title/tt4154756/mediaviewer/rm4044245504?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開:2018年
製作国:アメリカ
監督:ジョー・ルッソ/アンソニー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニーjr./クリス・エヴァンス/クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/ベネディクト・カンバーバッチ/スカーレット・ヨハンソン/エリザベス・オルセン/ポール・ベタニー/トム・ホランド/クリス・プラット/チャドウィック・ボーズマン/ジョシュ・ブローリン ほか

最強の敵サノス、降臨!
強大な力を秘めた6つのインフィニティ・ストーンを手に入れるため、宇宙一の最凶ヴィラン・サノス(ジョシュ・ブローリン)が猛攻を開始。
ソー(クリス・ヘムズワース)やロキ(トム・ヒドルストン)、ハルク(マーク・ラファロ)までをも撃破したサノスは残りのインフィニティ・ストーンを求めて、地球へと向かうのであった・・・。
一方、インフィニティ・ストーンを所有するドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とヴィジョン(ポール・ベタニー)は、宇宙の危機を免れるため、秘かに行動を開始するが・・・。

予告編・見どころ

本作に登場するスーパーヴィランにして全能の神的存在サノスは、決して地球制服や宇宙の破滅などを企んでいる悪者ではなく、全宇宙の生命を半分に減らしてより良い宇宙を築き上げようとする、いわばサノスなりの正義を果たそうとしている存在。
一概に悪と断言できる悪役ではないというのが魅力で、本当の正義とは何かを考えさせられる要素もあります。
シリアスなストーリー展開の中でも、笑いを忘れず、箸休め的な要素を多く組み込んでくるのも素晴らしいの一言なのですが、なんともラストが悲しい・・・。
これはアメコミ映画史上最大の「悲しさ」なのではないでしょうか?
上映時間の長さという点では、体感的にはあっという間で、登場人物たちのストーリーによって場面分けがきっちりとされており、全く退屈せずに鑑賞できます。

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