現世界王者や若きスリーライオンズ...欧州選手権優勝候補4ヶ国

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1年の延期を経てユーロ2020は6月11日に開幕し、1ヵ月後にウェンブリー・スタジアムで開催される決勝戦に向けて24チームが熱き戦いを繰り広げるが、優勝候補のリストには先験的に4ヶ国しか存在しない。前回大会のファイナリストであるポルトガルとフランス、そして若返ったイングランドと活気に満ちたベルギーが本命の候補に挙がっている。2番手にはイタリア、スペイン、ドイツが入っているが、最近の不振を挽回できるかは未知数である。

前回大会準優勝で涙を呑むも、2018年のロシア・ワールドカップで優勝したフランス代表は、理論的には優勝候補の筆頭である。ディディエ・デシャン監督が率いるチームには、ワールドクラスのスターが揃っている。アントワーヌ・グリーズマン、キリアン・エムバペを筆頭に、ウスマン・デンベレ、オリヴィエ・ジルー、ベン・イェデル、キングスレー・コマンに加えて、カリム・ベンゼマの復帰によって印象的なフォワードラインはさらに強化された。

また、ポール・ポグバやエンゴロ・カンテと言った中盤やジュール・クンデ、リュカ・エルナンデス、クレマン・ラングレ、ベンジャミン・パバール、ラファエル・ヴァランなどのディフェンスラインには豊富なフィジカルとクオリティがある。彼らの最大の問題は、抽選でポルトガル、ドイツ、そしてハンガリーと並んで、いわゆる死のグループに入ってしまったことだ。

■若さと才能
イングランドは前回のワールドカップで躍進(4位)し、予選でも期待を裏切らなかったことから、優勝候補の一角に挙げられている。イングランド代表監督のガレス・サウスゲートは、すべてを志すだけの若い才能を抱える。円熟味の増すハリー・ケインを軸に、ジェイドン・サンチョやメイソン・マウント、フィル・フォーデンといった若手を擁して世界を相手に戦う準備が整っている。

前回大会の覇者ポルトガルは、ジョアン・フェリックス、アンドレ・シウバ、ディオゴ・ジョタ、レナト・サンチェス、マンチェスター・ユナイテッドのスター選手ブルーノ・フェルナンデスなどの選手が本格的に開花して若返りを図っているものの、再びベテランのクリスティアーノ・ロナウドのゴールに頼ることになる。フェルナンド・サントスのレシピは、いつものように、守備の堅さと、自由に使える大砲を利用した致命的なカウンターとなるだろう。

ワールドカップで3位とセンセーションを巻き起こしたロベルト・マルティネス率いるベルギーは、ティボー・クルトワのゴール下での堅実さ、エデン・ハザールやケヴィン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクの個人的なクオリティを組み合わせたトータルフットボールでタイトル候補の一つとして確立することに成功した。

ベルギーはワールドカップの準決勝でフランスに敗れて以来、23勝3分2敗と圧倒的な強さを見せつけ、先日発表された最新のFIFAランキングでもフランスを抑えて1位に立っている。問題は、数え切れないほどの負傷と、レアル・マドリーでの非常に低調なシーズンを経たアザールが欧州選手権にどう対処するかということだ。

この4チームの後ろには、ドイツ、イタリア、スペインがいて、王座を取り戻し、再び競争力があることを証明しようとしている。ヨアヒム・レーヴにとっては最後のメジャー大会、ルイス・エンリケ・マルティネスとロベルト・マンチーニにとっては初めての大会となる。

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  • 5/29 19:00
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