松岡昌宏「人は死ぬ…」告白!木村「ギア」、中居「骨」…ジャニー氏への「想い」

 TOKIOの松岡昌宏(44)が、5月23日放送のラジオ番組『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)で、ジャニー喜多川氏の逝去について語り、一部ファンの間で話題を呼んでいる。

 この日の放送では、闘病中だというリスナーからのメッセージを紹介した流れから、松岡が自身や人間の死生観について持論を展開。

 松岡は「人間というのは別れがあるから、切なさとか、悲しさとか……。うちの先代の社長が死んだとき、やっぱり思ったもんね、“あぁ、人って死ぬんだ”。俺、あの人死なないと思ってたから」と2019年7月に逝去したジャニー氏についてコメント。

 さらに「火葬場で言ったもんね。佐藤アツヒロ先輩に、普通にボソッと“やっぱ死ぬんすね、人って”って言ったら、佐藤アツヒロ先輩は“死ぬんだね、やっぱり人って”っていう(笑)。ちょっと頭悪い会話だったかもしれないけど、でも何となくそんな感じだったのよ」と、元光GENJIの佐藤アツヒロ(47)との火葬場でのやりとりを明かした。

 そして「“ありがとう、さようなら”で一通り泣いたあとに“あぁ、やっぱ人は死ぬんだ……”っていうね」と当時抱いた感情を吐露したのだ。

「ジャニー氏が体調不良を訴えて、病院に緊急搬送されたのが2019年6月18日です。あれから2年近くが経つわけですが、ジャニー氏に薫陶を受けてきたジャニーズタレントは現在に至るまで、その影響力の大きさ、偉大さ、感謝をたびたび口にしてきました」(女性誌記者)

■中居はタッキーに頼んで遺骨を入手

 元SMAPの中居正広(48)は2020年2月、都内でジャニーズ事務所からの退所発表会見を行った。

 中居はジャニー氏について「僕の世代では怖い人だった。いろんなことを教えてもらったなって……。人間的にショーを作るのにも。いっちょ上がるというか、階段を1つ上がると、急にそのタレントから引いてしまう。ジャニーさんと会う機会もなくなった」と寂しそうに語った。

 そして「とっておきのエピソードを……これ言わないほうがいい?」と前置きしつつ「神頼みとか験担ぎするほうではないですけど。これ一応持ってきたんです。これはなかなかです。これポッケに忍ばせてもらった」とジャニー氏の遺骨を取り出したのだ。

 本物の遺骨の登場に、会場に詰めかけたマスコミも驚いた様子を見せると、「滝沢くんに、僕(お別れ会に)行けなかったので、骨をかっぱらってくれと。もう少し大きいやつに入ってて……。一片が入ってます。どこか“ジャニーさん、力をくれ”って。でも今の会見を振り返ると、まだ力をくれてない感じがします……」と、滝沢秀明副社長(39)に頼んで遺骨を入手したと明かした。

 続けて中居は、「でも、滝沢もかっぱらったらしいですよ(笑)。自宅にもう少し細かく。うちのパパの隣にあります」とニヤリと語った。

「遺骨をもらい受けるというのは驚きですよね。ただ、ジャニー氏にとっても所属タレントたちにとっても、お互いが“家族”であるという証なのかもしれませんよね」(前出の女性誌記者)

■病床でとった中居の行動に称賛

 東山紀之(54)は、ジャニー氏の病室での中居の行動について語っている。

 ジャニー氏は解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断され、倒れてから一度も意識が戻ることなく亡くなった。

 2020年11月放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演した東山によると、病室に駆けつけた中居が「とにかく、うちの事務所で今まで出した曲をずっと病室で流そう」と提案。実際に流してみたところ、「血圧が戻ってきて」と東山は振り返った。

 その後も、「なるべくジャニーさんに刺激を与えよう」とタレントらが代わる代わる病室を訪問。東山は「普段、後輩とそんなに会うことはないんですけど、思い出話をしたり、すごいいい時間を作ってくれた」と感謝を述べた。

 中居の行動に対して、ネットには「ここまでジャニーさんに寄り添ってた中居くん。お葬式に行きたかったろうな」「中居くんの愛がジャニーさんの命を繋いだのですよね」と称賛の声が上がった。

■木村拓哉に「最悪だよ」、平野紫耀には「彼がスター」

 同じく元SMAPの木村拓哉(48)は2020年4月放送の『徹子の部屋 45周年突入スペシャル』(テレビ朝日系)に出演し、ジャニー氏に言及している。

 ジャニー氏が亡くなったことについては「喪失感はありましたけど、その喪失感があることによって、もう1回ギアが入り直したというか、“やらなきゃな”っていう気持ちにはなりましたね。間違いなく」と心境を語った。

 司会の黒柳徹子(87)から「ジャニーさんのことどう思っていた?」と聞かれると、木村派「宇宙人みたいな人だった」と告白。さらに「あの人がいなかったらこういう仕事やってないですし、でもずっと怒られていたんで。“YOUむちゃくちゃだよ”、“YOU最悪だよ”って、この2つしか言われなかった」と振り返った。

 若手タレントもジャニー氏との交流について告白している。

“ポスト嵐”としてジャニーズ事務所の期待を一身に背負う、King&Princeの平野紫耀(24)は、2020年5月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で「力をもらった一言」について尋ねられると「よくジャニーさんが海外の方を僕らに紹介してくださるときとか、英語で紹介してくれるんですけど」と切り出した。

 そして「僕のことを“彼がスターだよ”って紹介してくれたのは、いまだに思い返しても元気になるような一言っていうか。勇気づけられるような一言になってるなっていうのはありますね」と、ジャニー氏の言葉に力をもらったと明かした。

「他にもジャニー氏とタレントのエピソードを挙げれば枚挙にいとまがありません。ただ、ジャニー氏と接したどのタレントも彼の影響を受け、その教えやエンターテインメントへの想いを今も体現しているのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 ジャニー氏の精神は、ジャニーズタレントたちを通して連綿と続いていくに違いない。

2021/5/29 8:52

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