“Siri”という名の女性 Apple社のCEOにMacBookをおねだり「私に借りがある」(米)

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シリ・ハフソさん(Siri Hafso)は、今年30歳を迎える米カリフォルニア州在住の女性だ。その名前を見て分かるように、Apple社のiPhoneに搭載されているアシスタント機能「Siri」とスペルや読み方も全く同じなのだ。

Siriが登場するまでは、病院で名前を呼ばれる時に読み方が分からなくて看護師が悩んでいることもあったと言い、「多くの人が『ユニークで素敵な名前だね』と褒めてくれました」とシリさんは誇らしげに話す。

しかし2011年に初めてSiriがiPhoneに搭載されると、人々の反応は一変したという。シリさんは1991年生まれなので、どちらが先かと問われれば明らかにシリさんが先である。

Siriがいつ誕生したのか認識していない人が多いため、シリさんの名前について「iPhoneのSiriから取ってきたの?」と聞かれることが多々あるそうだ。シリさんは「私が生まれた時代には、携帯にカメラすらついていなかったよ」とジョークで答えているという。

そんなシリさんは今年の6月29日に30歳を迎えるにあたって、「何年もSiriのジョークに耐えてきた私に対してApple社は借りがあるような気がするので、MacBookをお願いするメールを書きました」とApple社の最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏(Tim Cook)に宛てて綴った。

メールの前半では、Siri登場前後での人々の反応の違いが書かれていたり、「お客さんに名前について頻繁に尋ねられて仕事にならないため、上司の許可をもらって違う名前の名札を作ったり、レストランでも偽名を使っています」と日常の苦労を明かしている。

そして後半には、役者として働いていたが仕事が無くなってしまったことが書かれていた。

「私はコロナの影響で仕事を失いました。定期的に様々な仕事に応募してみましたが、今年の大半は無職でした。iPadを使ってオンラインでのダンスレッスンなども行い、生徒たちを励ましながら続けていますが、大きくペースダウンする生徒が多いです。」

オンラインでの仕事も挑戦したシリさんだったが、なかなか軌道に乗らず苦労しているようだ。

「そこでお願いがあります。来月29日に誕生日を迎えるので、スペアのMacBookがあれば譲っていただけませんか? 倉庫の端に置かれていたものや、コーヒーをこぼして直されたものなどどんな状態のものでも構いません。」

「ただ仕事探しやZoomのために使用したいので、iPadよりも画面が大きいものが必要なのです。もしMacBookをいただけたら、それは今まで長い間耐え続けてきた“Siriジョーク”の埋め合わせになるかもしれません。」

「やってみないと分からないこともあるので、今回メールを書くことにしました。あなたがどんな決断をしようとも、これからもあなたの会社のお得意様であることに変わりはありません。」

「ここまで読んでくださってありがとうございます。ちなみにこのメールはiPhone 12で書きました。」

シリさんはiPod nanoからApple製品を使っており、2009年には高校の卒業祝いで両親から初めてのMacBookをもらったという。さらに過去にはiPhoneを購入するために、持っていたアンドロイドの携帯を売って資金を作ったとも明かしており、こよなくApple社製品を愛してきたようだ。

返事はまだ来ていないようだが、はたしてシリさんの元にMacBookは届くのだろうか。

画像は『Siri Hafso 2021年5月21日付Facebook「Here is the letter I wrote to the CEO of Apple.」』『Siri 2021年5月21日付TikTok「Where all my Alexa and Cortanas at???」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 5/27 21:50
  • Techinsight japan

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