サウサンプトンで出場機会増も…南野拓実「結果には満足できていない」

 日本代表に招集されたMF南野拓実(サウサンプトン/イングランド)がオンライン上で取材に対応した。

 今シーズンの南野はリヴァプールで公式戦17試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。今年2月には出場機会を求めてサウサンプトンへレンタル移籍を果たし、リーグ戦10試合の出場で2ゴールを記録した。1年を振り返った同選手は「移籍もあって、自分としてはいろいろなことがあったシーズンだった。すごい刺激にもなったし、充実したシーズンだったと思うが、結果には満足できていない。それは来シーズンにそういう部分、悔しい気持ちをぶつけられればいい」と語った。

 昨年1月にリヴァプールに加入した南野はプレミアリーグで1年半を過ごしたが、ここまで29試合の出場で3ゴールを記録するにとどまっている。プレミアリーグで結果を出すためには「もっと攻撃の部分で自分の、例えば前を向いてゴールに向かっていくプレーだったり、強引にシュートに持っていくプレーだったり、あとは数字。ゴールとかアシストとというところでもっと結果を出せるようにしていく必要があると思った」と課題を挙げた。

 サウサンプトンでは出場機会が増えた南野は「移籍してから試合に関わる時間が増えて、試合を重ねるごとに自分の良さを出せた手応えはある。例えば、ゴールに向かってプレーする部分やターンからのシュートとか、タイミングよくFWにつけて入っていく部分は手応えを感じることができた」と手応えを口にしつつ、「後ろ向きでボールを受けたときに強引にでも前を向くことであったり、チームメイトと連携して崩すシーンはもっと自分がやらないといけない部分かなと思う」と語った。

 また、W杯予選では5試合連続で得点を挙げていることについては「あまり考えていない」ことを強調した南野。「チームのためにプレーしてきた上で、今そういう記録があると思っている。これまで通りチームのためにプレーした上で、そういう部分がもし達成できればうれしいが、まずはチームの勝利への気持ちの方が大きい」と語った。また、28日に行われるミャンマー代表戦に向けては「1試合でも早く予選を突破することが一番重要。親善試合ではないので、何よりも勝利することが一番重要だと思う」と意気込んだ。

2021/5/27 13:38

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