王道ヒロイン・白石聖の学生時代「クラスでも目立たない存在だった」

’16年のデビュー以来、数多くのCMや話題作に出演し、“王道ヒロイン”のど真ん中を歩む若手女優の白石聖。6月公開の青春ラブストーリー映画でも主演を務める彼女だが、意外にも学生時代は「クラスで目立たない存在」だった!?

◆学生時代は二軍で声優オタク。でも、フットワークは軽いんです

 6月4日公開の映画『胸が鳴るのは君のせい』に主演する白石聖は、’19年に「ゼクシィ」12代CMガール、’20年に「DAM CHANNEL」第17代MCに抜擢されるなど、今、もっとも熱い王道ヒロインだ。だが、突き抜けたビジュアルを持ちながら、学生時代は“二軍”だったとか。

「子供の頃は明るくて友達も多かったのですが、転校を機にちょっと一歩引くタイプになってしまって。正直、クラスでも目立たない存在だったかもしれないです。中心的な女子たちが恋バナに花を咲かせる横で、ひっそりと『うたの☆プリンスさまっ♪』にハマって声優になりたいと夢見る、そんな女子高生でしたね」

◆王道ヒロインができるまで

 それでも隠しきれない存在感をプロの目は見逃さない。高校2年生のときにスカウトされ、声優ではなく女優の道を歩み始めた。

「まだまだ勉強中で、役に向き合うごとに、新しい自分を知ることの繰り返しです。今回私が演じるつかさは、フラれても自分を変えずに諦めない純粋な女子高生。そんなまっすぐな恋に負けないよう、私も期待に応えたいと演じ切りました」

 学生時代に聴いていた声優のラジオの話になると、顔をほころばせる。

「これからの目標ですか? 何かを目指すのは苦手ですが、思いついたらフットワークは軽いんです。だから、これから自分がどうなっていくのか、自分でもとても楽しみにしています。いつか声のお仕事にも挑戦できたら嬉しいですね」

 フッ軽な王道ヒロインは、これからどんな女優へと美しく成長していくのか? 一瞬も目が離せない!

【白石聖】

’98年、神奈川県生まれ。’16年に女優デビュー。’17年、ドラマ『I ’’s』(BSスカパー!)でヒロイン・葦月伊織役に抜擢。’20年『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系)で地上波連ドラ初主演。現在放送中の『ガールガンレディ』(MBS・TBS系)にも主演。映画『胸が鳴るのは君のせい』(監督・髙橋洋人)でヒロイン・篠原つかさを演じる

撮影/ティム・ギャロ スタイリング/北川沙耶香 ヘアメイク/鷲塚明寿美 フラワーデコレーション/越智康貴(DILIGENCE PARLOUR) 取材・文/宮下浩純 衣装協力/POCHER

※週刊SPA!5月25日発売号より

2021/5/27 8:52

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