イブラヒモヴィッチ、賭博関連の規則違反でUEFAから670万円の罰金処分

 UEFA(欧州サッカー連盟)は26日、賭博関連の規則違反により、ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに5万ユーロ(約670万円)の罰金処分を言い渡した。

 UEFAは「賭博会社と金銭的な利害関係を持っていたこと」が規則違反にあたるとして、イブラヒモヴィッチに対して罰金処分を科し、該当する賭博会社との関係を解消ように命じたという。さらに、所属先のミランに対しても警告と2万5000ユーロ(約330万円)の罰金処分を言い渡している。

 イブラヒモビッチは先月、賭博会社への関与により処分を受ける可能性が浮上していた。FIFA(国際サッカー連盟)やUEFAの規則では、両連盟主催の大会に参加する選手がギャンブル会社と金銭的な利害関係を持つことを認めていない。だが、スウェーデン紙『アフトンブラーデット』によると、同選手は自身の会社『Unknown AB』を通じて、マルタのベッティング会社『Bethard』の株式を10パーセント保有しているという。

 また、同紙によると、3月に代表復帰を果たしたイブラヒモビッチがワールドカップ欧州予選の試合に出場したことでFIFAの規則に違反していた模様。FIFAの規定では、最大3年間の出場停止処分が科される可能性があるとも報じられていた。また、今シーズンはUEFAが主催するヨーロッパリーグでも予選を含む6試合に出場していた。

2021/5/27 4:55

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