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かつてテレビで活躍し大人気だったチャイドル。

「チャイドル」は何の略でしょう。

現在では死語に！？

答えは「チャイルド・アイドル」です。

「チャイドル」は「チャイルド・アイドル」の略。「child」と「idol」を合わせた造語を略した言葉です。主に、10代前半の女性アイドルを指す場合に使われることが多かったとか。

チャイドルはジュニア・アイドルとも呼ばれ、子役の中でも特にアイドル的な活動もしている人たちがこの範疇に入ります。労働基準法で出演時間などが規制される中学生までが特にチャイドルと呼ばれていました。チャイドルという言葉が用いられ始めたのは1990年代半ばで、アイドル評論家の中森明夫氏の命名によるとされています。

当時、チャイドルとして名をはせたのは、チャイドル四天王と呼ばれていた野村佑香さん、前田愛さん、浜丘麻矢さん、大村彩子。ほかに吉野紗香さんらも活躍していました。

現在はチャイドルはほとんど死語と化しており、一線からは退いているかたもいます。そのなかで先日、吉野紗香さんが出産したというニュースがありました。また、前田愛さんも歌舞伎俳優の中村勘九郎さんの妻として梨園での勤めを果たしていることが伝え聞かれます。

若い時代を厳しい芸能界で生き抜いてきた彼女たち、まだまだ長い人生でどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。

参考：チャイドル（デジタル大辞泉）