宝くじで28億円当てた女性 チケットを洗濯して当選金を受け取れず(米)
このたびショッキングな経験をしたのは、アメリカに住む40代の女性。約半年前の昨年11月14日、カリフォルニア州ロサンゼルスのガソリンスタンドに併設されたコンビニ「am/pm」にて「スーパーロトプラス(SuperLotto Plus)」という宝くじを購入した。
抽選の結果、女性が購入したチケットはなんと2600万ドル(28億円超)の超高額当選を果たしていたのだ。しかし半年も前の出来事がなぜ今になって話題になっているかといえば、高額当選者が名乗り出ないまま期限切れの日が近づいていたからだ。
夢のような出来事に当選者はすぐにでも当選金を受け取りに行くことと思われるが、運営会社の調査の結果、ショッキングな事実が判明した。
当選したチケットの販売店が分かり、運営会社が店のスタッフへの聞き取りや設置されていた監視カメラの映像確認などを行うと、購入者の女性が明らかとなった。
名前を明かしていない当選者の女性は、購入したチケットをその場でポケットにねじ込み、その存在を忘れたまま洗濯機で洗ってしまったというのだ。もちろんチケットはラミネート加工をされているはずもなくただの紙なので、ボロボロの状態でポケットから発見されたという。
同店でマネージャーを務めるフランクさん(Frank)は「スタッフはみんな彼女の顔を知っていますよ。最近うちの店に来て『チケットを洗濯してしまった』と打ち明けたんです」と女性から事実を聞いたことを話している。
店内に設置していた監視カメラが、女性が宝くじを購入する姿を捉えていたため、フランクさんは運営会社に監視カメラの映像を提出したという。しかし運営会社は「当選チケットを失くした場合には、チケットの表面と裏面の両方の写真やコピーなどの証拠が必要になる」と明かしており、監視カメラの映像だけではチケットの所有者であることが証明できないそうだ。
女性がこのまま証明できなければ、当選金のうち1970万ドル(約21億円)が同地域の公立学校へ寄付されるという。
ちなみに購入店には当選者からコメントをもらおうとマスコミが押しかけたので、フランクさんが女性に「インタビューを受けてきたら?」と勧めたが、彼女はこれを断ったそうである。
画像は『Mirror 2021年5月17日付「Woman loses £18million lottery jackpot after accidentally washing her ticket」(stock photo)』『KTLA 2021年5月13日付「$26 million SuperLotto Plus ticket was destroyed in the laundry, Norwalk store manager says」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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グレイス
5/26 15:28
公立学校に寄付されんなら、その方がいいかな。インタビューなんか受けたって何も言いようがない。ありがちな失敗とはいえ現物を駄目にしちゃったんだから何言っても批判されるだけ。てか運営会社が当選者を突き止めてくれることもあんのね。購入者全般に確認を促すくらいはしても、あとは購入者の自己責任に任せると思っていた。