『アーミー・オブ・ザ・デッド』"あのキャスト" の入れ替えに何百万ドルもかかった!?

拡大画像を見る

2021年5月21日にNetflixで配信スタートした、ザック・スナイダー監督の新作『アーミー・オブ・ザ・デッド』。撮影終了後にスキャンダルによるキャスト交代があったため、代役のキャストで再撮影し、CGで既存シーンに入れ込む作業が発生。その詳細をスナイダー監督が明らかにした。

クリス・デリアからティグ・ノタロへの差し替えに何百万ドルもかかっていた!

【左】出演シーンをすべて削除されたクリス・デリア、【右】代役として1人で撮影したティグ・ノタロ

https://static.onecms.io/wp-content/uploads/sites/20/2021/05/14/tig-notaro.jpg

ザック・スナイダー監督の『アーミー・オブ・ザ・デッド』を視聴後、特に印象に残るのはティグ・ノタロ演じるヘリコプターパイロットのマリアンヌ・ピーターズだろう。しかし、主要キャストとの撮影時にこのパイロット役を演じていたのは、コメディアン/俳優のクリス・デリアだ。デリアは撮影終了後に未成年へのセクハラ行為で告発されたため、すべての出演シーンを削除されることとなった。

ザック・スナイダー監督によると、CGでデリアを削除しノタロを追加するため、Netflixがかけた費用は数百万ドル(数億円)!一方で、プロデューサーである妻のデボラ・スナイダーは、「私たちのドイツ映画の費用と同じぐらい」(海外で撮影した本作の前日譚『Army of Thieves』のこと)」と、より高く見積もった。「Netflixは正しいことをしたと言えるでしょう。口先だけでなく実際に行動してくれたのです。」とデボラは語っている。

デリアが告発されたのは2020年6月で、パンデミックによるハリウッド閉鎖の真っただ中。ノタロの映像を撮影する9月には通常の映画製作がまだ始まっていなかったため、彼女のためにキャストを再招集し、撮影し直すことはできなかった。さらに、元がん患者であるノタロは、コロナウイルスに感染すると合併症のリスクが高かったため、最終的に彼女一人で撮影を行うことになった。

Vanity Fairによると、スナイダー監督にとって幸運だったのは、彼が長年仕事をしてきたスタッフが、「実際には存在しないものをスクリーンにシームレスに追加するエキスパート」になっていたこと。
「偶然にも、このグループは巨大な視覚効果を使った映画を作ってきたんだ。その結果、僕たちは‟ああ、このやり方は知っているよ。”という感じだった。それでも、大惨事になっていた可能性だってあるんだ。」と監督は語った。

最終的に、CGによるキャストの入れ替えがあったとは信じられないほど完璧に仕上がっただけでなく、ノタロは大きな存在感を放ち、ベストの結果をもたらしたのではないだろうか。

『アーミー・オブ・ザ・デッド』はNetflixで独占配信中!

関連リンク

  • 5/23 7:24
  • 映画board

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます