「もう逃げられない!」という状況をつくり出そう【ADHD女子#35】
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じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。
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お片づけ仲間を見つけて、いっしょにがんばる
先日、 数人の友達とオンラインお片づけをしました。
スマホを片手に写真や動画を送りながら、
それぞれ自分の家の片づけをするというだけなのですが、 けっこうはかどったのです。
ときどき途中経過を報告し、 最後は 「終わったー」 と報告する。
ビフォー&アフターの写真を見せ合ったときの達成感といったらありません。
自分が散らかした部屋だけれど、 自分一人で片づけなくてもいいんですよ。
片づけが得意な友達に手伝ってもらえたらもちろんいいのですが、
同じくらいニガテな友達と協力し合って、 お互いの部屋をいっしょに片づけるのも楽しいものです。
あるいは 「片づける間、 そばにいてくれるだけ」 でも、 仕事はずいぶんはかどります。
他人の目があると思うだけで、 サボれなくなるからです。
片づく前に予定を立ててしまって自分を追い詰める
かなり乱暴ですが、 片づけを始めようと思った段階で
「〇月×日にホームパーティーをするので遊びに来てね」
と友達を誘ってしまいましょう。
締め切りを先に設定することで、 逃げられなくなります。
「がんばってそれまでに片づけるけれど、 多少散らかっていても許してね」
など、 先に謝っておいてもいいかもしれませんね。
片づいた部屋に飾りたいものを、 先に買ってしまうのもいい方法です。
たとえば大きな観葉植物。
配送される日までに部屋を片づけないとおく場所がない、 という状況をつくるのです。
うんとおしゃれなクリスマスリースを買ってしまえば、
「12月になる前に玄関だけでも片づける」
と決意できるかもしれません。
ADHDの特性を持つことで
「生きにくさ」を感じて
苦しむ大人の女性はたくさんいます。
自らADHD脳という
臨床心理士の中島美鈴先生からの
超驚きの具体的な解決法とエールが満載です。
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ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法
中島美鈴・著 主婦の友社・刊