リーガ制覇のアトレティコ主将コケ、今季を振り返る「自信を失っていた」
アトレティコ・マドリードでキャプテンを務めるスペイン代表MFコケが、リーグ制覇について喜びを語った。スペイン紙『マルカ』が22日にコメントを伝えている。
アトレティコ・マドリードは22日、リーガ・エスパニョーラ最終節でバジャドリードとアウェイで対戦すると、18分に先制点を許したが、後半に入り57分にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが同点弾を決めた。67分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールで逆転し、アトレティコ・マドリードは2-1で勝利。これにより、アトレティコ・マドリードは2013-2014シーズン以来、7シーズンぶり11回目のリーガ・エスパニョーラ制覇を達成した。
今シーズンのリーグ戦に37試合出場し、優勝に貢献したコケは「このチームは自信を失っていた。レアル・マドリードやバルセロナに、たくさんあった勝ち点差を縮められた時、多くの人達は僕達のことを信じていなかった。それは普通の考えだと思うよ。でも僕達は最終的には素晴らしいリーグ戦を展開できた」と今シーズンを振り返った。
同選手は「今日だけでなく、この1年間ファンはスタジアムに来ることができなかったけど、彼らが近くにいると感じていたよ。練習に来てくれたこともあったし、常に僕達を支えてくれた。応援してくれた人達に感謝しているし、これからも楽しんでほしい」と話した。
また、アトレティコ・マドリードに敗れたバジャドリードは19位で降格が決定。コケはバジャドリードに向けて「これはスポーツだから、勝つこともあれば負けることもある。彼らは不幸にも降格が決まってしまったけど、できるだけ早く1部に復帰できることを祈っている」とした。