中林美和「ママ友は全然いなくていい」「1人でいればよくない?」LiLyと“ママ友”について考える
ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。4月30日(金)放送ゲストは中林美和さん(モデル、会社経営者)×LiLyさん(作家)。ここでは、ともに“ママ”でもあるお2人が“ママ友”について語りました。
(左から)中林美和さん、LiLyさん
中林さんは、16歳から女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルとして活躍。その後は、ママモデルの先駆者的存在となり、多くの女性ファッション誌やビューティー誌に登場。近年はアロマテラピーアドバイザーの資格を取得し、オーガニックスパブランド「MAROA (マロア)」を立ち上げ、代表兼プロデューサーとしても活動しています。
一方、LiLyさんは女性ファッション誌「VERY」「オトナミューズ」などでエッセイや小説を連載中。結婚、恋愛、仕事など赤裸々に本音をつづる文章が女性の共感を呼び、“女性の心の代弁者”とも言われています。
◆メディアが作り上げた“女性同志の対立”、“ママ友”について考える
中林:私もLiLyも仲はいいけど、べったりではないんだよね。でも信頼関係があって、“根本的にこの人が好き”というのがある。
LiLy:別に他の人と仲がいいからといって、ヤキモチも一切ないし、いい意味でドライで、リスペクトがある。例え、男が絡んだとしても、私はピースっていうのを過去に実感したこともあって、醜くならない自信がある。
女性は結構、印象操作をされてきたと思っているところがあって。“ママ友は怖い”“女同士の対立”“既婚と独身がバチバチ”とかメディアが作ってきた。でも、それに踊らされないと思っているから。女は仲間だし。女同士で足を引っ張り合うとか、印象操作されすぎてきたこと。
中林:私たちの周りの友達は、精神的に自立をしていて、1人でも立っていられる女性が多い。でも、ファンの人の話を聞くと、「ママ友とうまくやれない」と言っている人もいて、頑張ってしまう人が結構多い気がする。私は、ママ友は全然いなくていいと思っているし、“そんなの1人でいればよくない?”と思ってしまう。
LiLy:育児で初めて葛藤したのがそれで。自分だったら1人でもいいんだけど、自分だけがママ友の輪に入らないことで、子どもが仲間外れにされてしまったらどうしよう……というのはあった。
中林:確かにそうだね。
LiLy:いろんなママがいるからね。自分以外にポツンとしているママがいたら、その人と話せばいいし。
中林:私もママ友とは全然仲が悪いわけではないんだけど、どこのグループにも属してなくて。私は、それがすごい楽だからそうしているだけ。
▶▶番組Webサイトでは、放送内容をPodcastで聴くことができます。ぜひお聴きください!
次回5月28日(金)放送のゲストは、向井太一さん(シンガーソングライター)と小泉智貴さん(ファッションブランド「tomo koizumi」デザイナー)です。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/curators/