吉田麻也所属のサンプドリア、ラニエリ監督が今季終了後に退任「チームに残らないと伝えた」
DF吉田麻也が所属するサンプドリアは、クラウディオ・ラニエリ監督が今季限りで退任することになった。21日、クラブ公式サイトが伝えた。
ラニエリ監督は21日に行われた会見で、契約満了に伴い今季限りで退任する意向を表明。「今日、チームに「来季は残らない」と伝えた。みんなに感謝したい。良い試合もあれば、悪い試合もあったが、それがサッカーだ。心の底から選手たちに感謝したいと思う」と語った。
現在69歳のラニエリ監督はこれまで、チェルシーやユヴェントス、インテルなど国内外の十数クラブで指揮。2015-16シーズンにはFW岡崎慎司(現ウエスカ)が所属していたレスターを率い、“奇跡”のプレミアリーグ制覇に導いた。
ラニエリ監督は2019年10月にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督の後任としてサンプドリアの監督に就任し、2020年冬にサウサンプトンから吉田をチームに加えた。サンプドリアではこれまで公式戦通算70試合の指揮をとり、25勝13分32敗の成績を収めている。
同監督にとっては、22日に行われるセリエA最終節パルマ戦がサンプドリアでのラストゲームとなる。