ソシエダFWイサク、バルサ移籍報道にも動じず「ファンは冷静になるべき」

 レアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、ビッグクラブからの関心に動じていないようだ。20日スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今シーズン、リーガ・エスパニョーラで16ゴールを挙げる活躍を見せ、今年4月に昨シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を達成したチームを牽引している21歳のイサク。バルセロナがその獲得に関心を示しているとも報じられるなか、同選手は“ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)”での目標を達成することに集中していると語った。

「ファンのみんなは冷静になる必要がある。僕は冷静だ。僕の目標は、残り1試合、最高の形でシーズンを終えることだよ。僕はここでとても快適だと言っているけど、将来何が起こるかは誰にもわからない。あなたにも僕にもね。僕はすべてを冷静に受け止めている。僕はレアル・ソシエダとの契約を残している。(EURO2020後に戻ってくるのが)プランだ」

 さらに同選手は、今シーズンを総括した。

「僕にとっても、チームにとっても、良いシーズンだった。あとは、5位になってヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得し、目標を達成できるかどうかだ。もし、6位になったとしても、ELへ出場できるけど、7位で終わるのは、僕たちにとっては良いことではない」

「また、ラ・レアルにとって歴史的な国王杯を制覇したことは、とても誇りに思っている。シーズン前半は少し難しいと感じていたし、あまり良くなかった。僕は3ゴールしか決められなかったんだよ。けど、僕は自分のクオリティを知っていたし、好転させることができると思ってた。今年に入ってから13ゴール決めているから、それを証明できたと思う。とても嬉しいよ。僕は何も変えていないよ。そういうものだ。好調なときもあれば、そうでないときもあるからね」

 好調を維持するイサクは18日に発表されたEURO2020のスウェーデン代表に名を連ねた。果たして、21歳のストライカーはラ・レアルをEL出場に導くことはできるのだろうか。22日に行われるリーガ・エスパニョーラ最終節で、5位レアル・ソシエダは敵地でオサスナと対戦する。

2021/5/21 19:29

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます