【オークス枠順データ分析】上位人気馬が強く、外枠ならより信頼度アップ

 23日に東京競馬場で行われるオークス(3歳牝・GI・芝2400m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが13番。3回で2番、3番、10番、14番が続き、2回が1番、4番、5番、9番、16番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-2-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率48%

2枠 4-0-1-13/18 複勝率27.8% 複勝回収率128%

3枠 0-0-2-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率21%

4枠 0-0-1-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率41%

5枠 2-3-0-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率101%

6枠 0-0-1-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率7%

7枠 3-3-1-23/30 複勝率23.3% 複勝回収率46%

8枠 0-2-2-26/30 複勝率13.3% 複勝回収率56%

【1〜3人気】

1・2枠 3-0-2-6 複勝率45.5% 複勝回収率60%

3〜6枠 2-2-3-4 複勝率63.6% 複勝回収率107%

7・8枠 3-2-1-2 複勝率75.0% 複勝回収率123%

【4人気以下】

1・2枠 2-2-1-22 複勝率18.5% 複勝回収率97%

3〜6枠 0-1-1-67 複勝率2.9% 複勝回収率32%

7・8枠 0-3-2-47 複勝率9.6% 複勝回収率40%

 ベタ買いでの単勝回収率が55%、複勝回収率が54%。ほぼ全馬が初距離となり、未知の要素が大きなレースではあるものの、ここ10年は人気馬が強く平穏ムードだ。1〜3番人気に絞れば単勝回収率113%、複勝回収率94%もある。

 上位人気の中では、1・2枠が好走率、回収率とも低く、やや不安。人気馬であればスムーズに競馬が出来る外目の枠がベター。外枠でも上位人気に支持されるような馬は、しっかり期待に応えているという解釈でも良いだろう。

 一方、4人気以下は1・2枠の期待値が高く、特に2枠からは13年メイショウマンボ、11年エリンコート、と単勝2ケタオッズの勝ち馬が2頭出ている。3〜6枠からは2頭しか馬券に絡んでいないが、それが19年12番人気2着のカレンブーケドールと20年13番人気3着のウインマイティー。ここにきて潮目が変わってきている可能性があるので注意が必要だ。

2021/5/20 20:20

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