絵本作家・のぶみ×子どもたちで作る「SDGs絵本」がついに完成! 子どもたちが“海の豊かさ”を描く
高根枝里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「サステナ*デイズ」。“子どものあした 大人のきょう”をテーマに、子どもたちが安心して暮らせる未来のために、「SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)」の考えを軸にした“新しい毎日”を提案します。4月22日(木)放送では、番組の初代パーソナリティ・小野寺愛をゲストに迎えて「TOKYO FM『サステナ*デイズ』SDGs絵本プロジェクトsupported by 日本製紙クレシア」を通して完成した絵本を初披露しました。
(左から)高根枝里、小野寺愛
「サステナ*デイズ」では、2015年9月に国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の“17の目標”に真摯に取り組むさまざまな企業の事業活動を応援するとともに、社会変革のアクションをサポートしながら、私たちが等身大でできるさりげないサステナブル生活のヒントを探っていきます。
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番組では1月から、「子どもたちと一緒に安心してくらせる未来を絵本にしよう!」というキャッチコピーのもと、「SDGs絵本プロジェクト『みんなのうみ』」企画を進行してきました。「SDGs」の14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」をテーマに、子どもたちが大好きな“海”を大切にする気持ちを描いてもらい、応募で集まった絵から1冊の絵本を作成していく企画です。子どもたちの絵を物語にまとめたのは、絵本作家・のぶみさんです。
このプロジェクトを通して、“SDGをもっと身近に感じてほしい”という番組の思いに賛同した日本製紙クレシア株式会社の協力のもと、この度ついに絵本が完成しました!
◆絵本「みんなのうみ」がついに完成!
高根:今日は、「サステナ*デイズ」で愛さんが取り組んでいた絵本プロジェクトのお披露目です。
小野寺:「子どもたちに海を大切にする気持ちを描いてもらい、1冊の絵本にする」という、日本製紙クレシアさんのご協力をいただいて始まったプロジェクトです。地球のことを考えて行動する「アースデイ」である今日、ついに完成しました! 本当に素敵なものができました。
高根:おめでとうございます! すごく立派な絵本ですね。
小野寺:子どもたちの絵のおかげで本当に素敵な絵本ができました。絵を送ってくれた子どもたちも、この放送を聴いてくれているかな? みんなのおかげで本当に素敵なものができました。
プロジェクトが始まってからは毎週、少しずつ“みんなの大好きな海”の絵が届くのが楽しみでした。使っている画材も違えば、見ている海の風景も本当にそれぞれで、どの絵を見てもハッとさせられていました。
高根:この絵本は非売品なんですよね。先ほど拝見しましたが、最初の感想は「かわいい!」でした。色とりどりのすべての絵に“赤いお魚”が入っていて。“みんな(海で)つながっているんだよ”っていうような思いを感じました。
小野寺:私も海が大好きで(海の近くに住んでいるのですが)昨日も20~30人の子どもたちと一緒に波乗りをしていました。子どもと日々、海で遊んでいると、やはり海の変化は感じます。
地元の漁師さんの協力で、子どもたちと一緒にワカメの養殖をしているんですけど、4年前の開始時から、今では3分の1くらいしか育たなくなってしまって……。海が変わっている感じがします。海藻が減ると、それを食べる小魚が減って、小魚が減れば、大きな魚も減ってしまいます。
高根:なるほど。すべてがつながっているんですね。
小野寺:そう。でも、生き物が減り続けている一方で、プラスチックのごみは増えています。このままいくと、2050年には海の生き物よりも、プラごみが増えてしまうと言われています。“それでいいのかな……?”っていうことを日々感じているなかで、子どもたちの絵に出会って、絵のなかで赤いお魚がいろんな海を旅していて。この絵本は、そういうことを問いかけてくれるような気がしています。
そんな子どもたちのおかげでできた絵本も素敵ですが、届いたすべての絵が本当に素敵なので、ぜひ番組のサイトで見てもらえたらうれしいです。
【「TOKYO FM『サステナ*デイズ』SDGs絵本プロジェクトsupported by 日本製
紙クレシア」特設サイト】入賞作品のギャラリーなどはコチラ:https://www.tfm.co.jp/sustaina/minnanoumi/
▶▶この日の放送を音声アーカイブ「AuDee(オーディー)」でチェック!
<番組概要>
番組名:サステナ*デイズ
放送日時:毎週木曜 11:30~13:00
パーソナリティ:
小野寺愛(〜2021年3月)
高根枝里(2021年4月〜)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sustaina/