逃亡からまもなく2週間 3.5mのヘビが逃げ込んだのは著名人御用達のあの場所?

 3.5メートルもあるヘビはいったいどこに行ってしまったのか? 

 神奈川県横浜市で、20代の男性が飼っていたアミメニシキヘビが逃げ出してから約2週間。関係者からは「当分見つからない」との声もあがり始めた。

 現在逃走中のアミメニシキヘビが男性のアパートからこつ然と姿を消したのは、ゴールデンウイークが終了した5月6日のこと。男性が自宅に帰ると、飼っていたヘビの姿が見えなくなっており、男性は「窓が少し開いていたので、そこから逃げたかもしれない」と語った。

「当初はそのサイズゆえにすぐに見つかるものと楽観視されていましたが、10日以上たっても捕まえるどころか目撃情報さえなく、近隣の小学校では集団下校が行われるなど、不安が募っています。逃げているアミメニシキヘビは、毒はないものの締め付ける力が強く、怒らせると噛んでくることもあるとのこと。一旦は14日に捜索が打ち切られる方針でしたが、とりあえず21日まで延長されました」(週刊誌記者)

 男性にとっては可愛いペットだったとしても、大多数の人にとってヘビは忌み嫌う対象。まして人間の体長の倍もあるヘビが生活圏内にニョロニョロと這い出してきたら、パニック必至だ。専門家によれば、アミメニシキヘビは移動範囲が狭く、動くスピードもそれほど早くないそうだが、現場付近の地理に詳しいフリーライターは“逃げ切り”の可能性を指摘する。

「横浜というと海や大都会を想像する方も多いでしょうが、ヘビが逃げ出した戸塚区は、海から遠く離れた丘陵地帯。ヘビの飼い主のアパートがある名瀬町は、平地がほとんどない山の中で、畑や雑木林などが多い地域です。中でも気になるのは、現場のすぐ北側に大きく広がる戸塚カントリー倶楽部。アパートとゴルフ場は目と鼻の先です。

 戸塚カントリーは日本オープンが開催されたこともあり、小林旭がクラブチャンピオンになったことでも有名な超名門クラブ。入会には厳格な審査があり、会員は政財界の要人ばかりなので、捜索隊が大挙してウロウロと場内を歩き回るわけにはいきません。自然が豊富なゴルフ場は野生動物もいるので、エサにも苦労しなさそうですし、忘れた頃にゴルファーがバッタリなんて話が出てくるかもしれません」(フリーライター)

 林に打ち込まないように注意したら、スコアが伸びるかも?

2021/5/19 11:00

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