嵐の櫻井翔（３９）と相葉雅紀（３８）が出演するアサヒ飲料『三ツ矢サイダー』新ＣＭが５月１８日から放送開始となった。

『最強の夏サイダー編』と題した今回のＣＭでは、前回から出演するＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの山田涼介（２８）に加えて、Ｓｎｏｗ Ｍａｎの阿部亮平（２７）と目黒蓮（２４）が起用されている。

「海底にある水族館のような部屋にいる相葉、櫻井、山田の元に阿部と目黒がサイダーをお届け。最後は５人でソファに座りながらサイダーを楽しむというストーリーです。

　各メディアの報道によると、今回からＣＭに出演した阿部と目黒は、先輩の櫻井と相葉、山田との共演に少々緊張気味だったといいますが、相葉が２人に話しかける場面もあり、撮影は和気あいあいと進められたそうです」（エンタメ誌ライター）

　新たに阿部と目黒が加わり豪華さが増した三ツ矢サイダーのＣＭに、「いいねスノーマン、阿部くんも目黒くんも爽やかだなぁ」「全員サイダーのイメージ通りの爽やかなメンバーだなと思いました。これからの季節にぴったりのＣＭになりそうですね」といった声がネットには寄せられていた。

■後輩の相次ぐ参入に「辛い」

　世代を超えてジャニーズタレントの共演に好意的な声があった一方、「嵐がＣＭしてたやつみんな後輩が持っていっちゃうの寂しいなぁ〜」「嵐のＣＭがどんどん後輩になっていくのが辛い」との反応も上がっている。

「もともと、三ツ矢サイダーのＣＭは、２０２０年の１年は嵐の５人が出演していて、グループ活動休止後に櫻井と相葉が継続して起用され、そこに山田と目黒、阿部が加わりました。このように嵐のメンバーが出演するＣＭに後輩のジャニーズタレントが新たに出演するケースや、後輩と“チェンジ”するケースも出てきています」（女性誌記者）

　嵐メンバーが出演するＣＭを見ると、二宮和也（３７）が２０１０年５月から起用されているクレジットカード『ＪＣＢ』のＣＭに昨年２月、目黒が弟役で出演した。

　ほかにも大野智（４０）は、２０１３年１月から出演していた久光製薬のアレルギー専用鼻炎薬『アレグラＦＸ』のＣＭを、昨年９月から放送された『アレグラ人サトシーラの軌跡編』をもって降板。今年２月１日からオンエアが始まったＣＭから、新たにＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの神宮寺勇太（２３）が起用されている。

■櫻井と相葉も大野と同じ道を？

　さらに、相葉も２０１０年から長らく出演を続けてきた池田模範堂のかゆみ・虫さされ薬『ムヒ』シリーズのＣＭを今年２月で降り、３月２２日から新たにＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２４）にバトンタッチとなった。

「共演が始まったのは２０１７年５月と少し前ですが、二宮は日清オイリオ『鮮度のオイル』シリーズのＣＭでジャニーズＪｒ．の人気グループ・なにわ男子の西畑大吾（２４）と共演し、現在も続いていますよね。

　嵐のメンバーが起用されたＣＭに後輩たちが出演することも珍しくないし、大野と相葉は後輩にメインの座を禅譲しています。

　また、アレグラのＣＭには、ジャニーズから神宮寺のほかにＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの知念侑李（２７）も出演しています。知念は２０２０年２月からＣＭに出演していて、大野との共演を経て、神宮寺とともにＣＭキャラクターの役目を受け継いでいます。

　同じジャニーズのタレントがＣＭを引き継ぐことは、ＣＭ収入を維持したい事務所としては大変助かる話でしょうが、嵐ファンにとってはショックな出来事ですよね。三ツ矢サイダーのＣＭでも、櫻井と相葉は、今は共演関係である山田、阿部、目黒にそのうち禅譲する可能性もゼロではないでしょう。そうしたことが頭によぎった人もいて、“寂しい”との声も上がったのかもしれませんね」（前出の女性誌記者）

　いよいよ世代交代のタイミングに突入した感のある嵐。また、５人での新たな動きを期待したいところだが……。