完璧なママなんていない!素敵なママ友たちにもヒミツがあった/完璧主義なママ(4)【私のママ友付き合い事情 Vol.102】
■前回のあらすじ
純子は日頃の育児家事のストレスから余裕がなくなり、床に寝転がって泣く我が子を感情的に怒ってしまい…
朝からうまくいかないことばかり起こり、連日のストレスも重なってつい息子をママ友たちの見ている目の前で怒ってしまった私。すぐに我に返りましたが、一部始終を見ていたママ友たちから声をかけられ…。
突然大声を出してしまった私に、驚いた様子の晴人くんママと新くんママ。けっして見られたくない姿を露わにしてしまった私は一刻も早くその場から立ち去りたかったのですが、声をかけられてしまいました。
子どもに寄り添った育児をしている2人からしたら私の態度はあり得ないもの。きっと注意されるのだろうと覚悟して行ったのですが…。
私は誰に言われたわけでもないのに、いつのまにか「母として完璧でいないと」と思い込みすぎていたのかもしれません。
そして、理想と現実のギャップから、周りのママたちと自分を比較して自己嫌悪に陥っていました。
2人の話を聞いて、どんなにうまくいってそうなママでも、それぞれいろんな壁にぶつかっているんだと思うと、どこか安心しました。
ママになって自分の他に守るべき存在ができて、プレッシャーやストレスが増えるのは当然のこと。
完璧なママなどどこにもいない――それがわかっただけで私はとても肩の力を抜くことができるようになりました。日々の生活の中で溜まっていくストレスは、自分でも解消できる術を見つけつつ、ときにはママ友たちとも支えあうことで減らしていければと思います。
ストレスと上手に付き合い、趣味をしたり、家事の手抜きを取り入れながら、私らしい毎日を送っていきたいと思います。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです