終了間際の逆転ゴールで優勝に王手…スアレス「僕たちの手にかかっている」

 首位アトレティコ・マドリードは、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節のオサスナ戦で2-1の勝利を収めた。試合後に値千金の逆転ゴールを決めたウルグアイ代表FWルイス・スアレスが試合を振り返った。16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。                                        

 まず初めにスアレスは「苦しんだ」ことを認めた。

「今季最高の前半だったから、結果的にこれほど苦しむことになるとは思わなかった。僕も含めて、たくさんのチャンスを逃してしまった。リーガで勝つためには苦しみに慣れなければならないし、それが今日起きたことだ。苦しみはアトレティコの特徴だと誰もが言っている。これほどまでに(苦しみが)多いとは思わなかったよ。でも、とにかくこのチームが行っている努力、犠牲…目標達成のためにたくさんの人が働いている。今はそれを楽しみ、冷静になって、次の週に備える時だ」

 また、スアレスは自身が前半に外してしまった決定機についても振り返った。

「時には、頭を下げて落ち込んでしまったほうが楽なこともあるが、それは僕ではない。闘っていれば、あきらめずに今日のような目標を達成することができるんだ」

 最後に、優勝のかかっているバジャドリード戦について意気込みを語った。

「僕たちの手にかかっている。今シーズンで最も重要な試合になる。これまでにもたくさんの試合を経験してきたけど、優勝するためにはこの試合がとても重要だ」

 2位レアル・マドリードと勝ち点差2で迎える最終節。スアレスは自身のゴールでアトレティコ・マドリードを優勝に導くことができるのだろうか。勝てば自力で優勝を決めることのできるアトレティコ・マドリードは、23日にアウェイでバジャドリードと対戦する。

2021/5/17 18:01

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