【平安S見どころ】アメリカンシードが巻き返して重賞初Vを狙う

 アメリカンシードに注目したい。マーチS・14着から巻き返し、重賞初制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/22(土) 平安S(4歳上・GIII・中京ダ1900m)

 アメリカンシード(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)は昨年10月に初ダートの1勝クラスを勝利で飾ると、その後の2・3勝クラスも圧勝。前走のマーチSは大敗を喫したが、落鉄もあってスムーズさを欠いた走りだった。見直す余地は十分あり、ここで巻き返しを期待したい。鞍上はC.ルメール騎手。

 マスターフェンサー(牡5、栗東・角田晃一厩舎)は昨年、マーキュリーC、白山大賞典、名古屋グランプリで交流重賞3連勝。今年初戦のダイオライト記念は人気を裏切ってしまったが、休み明けで-16kgの影響もあったか。ここで仕切り直しといきたいところだ。鞍上は松山弘平騎手。

 マルシュロレーヌ(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)は昨秋ダートに転向してから交流重賞を3勝。前走のエンプレス杯では2100mの距離もこなしており、地力は上昇の一途をたどっている。重賞では初めて牡馬相手となるここが試金石。強敵を一蹴して重賞3連勝なるか。鞍上は川田将雅騎手。

 その他、1月の東海Sを制したオーヴェルニュ(牡5、栗東・西村真幸厩舎)、同舞台のシリウスSで2着だったサクラアリュール(牡6、栗東・村山明厩舎)、重賞連続3着のロードブレス(牡5、栗東・奥村豊厩舎)、条件戦2連勝でオープン入りしたヴェルテックス(牡4、栗東・吉岡辰弥厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。

2021/5/17 10:00

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