【ヴィクトリアマイル】デゼル陣営「東京競馬場で持ち味が生きる」/ねぇさんのトレセン密着
グランアレグリアが断然の信頼を寄せられる中で、惑星的といえばデゼルではないかと思います。
「予定通り、きています。1週前追い切りは本番を想定してシッカリと、当週はリズムと馬の精神状態を整えるかんじで行いました。前走よりさらにひとつ芯が入った印象です」と大江助手。
エンジンのかかりは決して速くはないけれど、着実に終いの脚が使えるのが武器。広く長い直線の東京競馬場であの末脚が見れると思うとワクワクします。
「終いのいい脚はGIでも通じる武器だと思っています。強い馬はたくさんいますが、この馬の競馬ができれば引けを取らないと思います」
東京競馬場は昨年のスイートピーSとオークス、前々走の初音Sに続く4戦目です。オークスでは11着と敗れていますが、あとは勝って2勝をあげている舞台でもあります。
「東京競馬場で持ち味が生きる脚質ですね。ホントに楽しみです」
今年の成績は3戦2勝。どんどん馬が良くなっていますね。
「前走ではあれだけ速い時計を外々回って勝ちきったことで、速い時計にも対応できるところをみせてくれました。マイルというのはデゼルにはギリギリの距離適性だと思いますが、東京競馬場ですから。これだけ強いメンバーですが、もっているものを考えればやれると思います」
(取材・文:花岡貴子)