福山雅治、上京後まもなく「長崎くん」と呼ばれた18歳の頃のアルバイト先での話

シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティーを務めるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。5月15日(土)の放送は、新コーナー「もしかしてだけど」をお届けしました。これは、前回の放送から盛り上がっていた、“放送作家・今浪さんは、もしかしてだけどスベりキャラなのでは?”という話題から派生したもの。「もしかしてだけど……私は“スベっている”かもしれない」「もしかしてだけど……私は“天然”かもしれない」といったエピソードが、リスナーのみなさんから多数寄せられました。

福山雅治

シンゴロウさん(埼玉県・31歳)は、“若い頃の自分はもしかしてだけどスベりキャラだったのかもしれない”と不安になり、こんなエピソードを送ってくれました。

就職して3年目くらいまで、上司の方に「仕事において、空まわりしてバカな暴走をするな!」と口酸っぱく言われていたそうです。挙句、机にはこんな注意書きが貼られていたのだとか。

・1人で勝手に突っ走らない

・動く前に上司に聞く

・ニュアンスを汲みとれ

・“自分には無駄が多い”と自覚する

しかもその言葉を、怒られるたびに口に出して言わされていたそうです。

「当時は、“突っ走らない”“無駄が多い”の意味がわかりませんでした。今はもうその段階は卒業できましたが、“ニュアンスを汲みとれ”はまだ少し苦労しています」

就職してまもなく10年が経つというシンゴロウさん。

「(現在は)さすがにバカな暴走をすることはなくなったのですが、今の若い子を見て、その勢いに羨ましさを感じることもあります。僕も、暴走ができないくらい老けたのかもしれませんね……話が逸れましたが、『暴走していた僕は“スベりキャラ”だったのかもしれない』と思いましたが、どうでしょうか? 福山さんの判定をお願いします!」

メールを読んだ福山は、まず、まわりのスタッフにヒアリングを始めます。その結果、みなさんも新人のときは、多かれ少なかれ暴走気味だったことがわかりました。

「なるほどね。学生から社会人になったときに初めて組織に属することになるわけですから、そのときに“自分が新人として、組織のなかでどういう機能の仕方を求められているか?”ということを初めて気づいていくわけですよね。ということは、これは成長物語ですね。そうなると……シンゴロウさんはスベっていないのでは? 社会人としての成長過程をきちんと歩んでこられたということですよ」

するとここで、「それを言ったら、僕なんかは凄まじくスベってましたよ」と、福山が若かった頃のエピソードを披露します。

「18歳で東京に出てきて、初めてやったアルバイトが宅配ピザ屋さんだったんです。憧れの東京だし僕自身も若いし、とにかく元気だったので、やたらとでかい声で注文を取ったりしていました。しかも、長崎から出てきたばかりだったから、イントネーションがめちゃくちゃ訛っていたらしいんですよね(笑)。そこでついたあだ名が“長崎くん”でした。

それで結局、その“元気さ”が原因でクビになっちゃったんですよ。ある日、(バイト先の)マネージャーさんに呼ばれて、『福山くんは、ちょっとうちの店の雰囲気に合わないので、今月いっぱいで大丈夫ですよ』って。だけど僕は、元気に『わかりました!』ってあまり傷つかなかった。僕、めちゃくちゃスベってますよね(笑)」

“5月病”という言葉もあるとおり、社会とのギャップを感じたりするこの時期。新社会人のみなさん、今はスベってもいいんです! 福山も、上京当時は大滑りしていましたから(笑)。

それでは、次回5月22日(土)の放送も、お楽しみに!

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聴取期限:2021年5月23日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:福山雅治 福のラジオ

放送日時:毎週土曜14:00~14:55

パーソナリティ:福山雅治

番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/

2021/5/15 16:00

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