【ヴィクトリアマイル】レシステンシア松下師「1年ぶりの東京競馬場。良い状態で出走できる」/ねぇさんのトレセン密着
レシステンシアにとって前走の高松宮記念は初の1200m戦でした。
「初めてでしたが、よく対応してくれたと思います。具合はすごく良かったので、レース前はナタでなぎ倒すようなレースができるかな、と思っていたんですがGIは甘くなかったですね。日本刀の斬り合いで負けたようなレースになりました。でも、内容のあるレースだったと思います」と松下師。
高松宮記念のレース後、左半身に張りがみられたため、時間的に余裕のあるヴィクトリアマイルに向かうことになりました。
「結果論ですが、香港にいこうと思えば行けたんじゃないか、っていうほど良くなりました」
この中間の調整もとても順調そうですね。1週前追い切りには武豊騎手が騎乗して感触を確かめています。
「調教も申し分ない動きだったと思います。武豊騎手は『動きも良かったしリラックスして走れていた』とのことでした」
強敵・グランアレグリアがいますが、そのあたりは?
「すごく強いと思うので。それこそ、昨年のマイルチャンピオンシップで一緒に走っているので、その時と比べてどれだけ差が縮まっているのか、見てみたいと思います。
(ヴィクトリアマイルでは)グランアレグリアより前で競馬することになると思います。あの馬より後ろからでは届かないと思うので。そのあたりはジョッキーに任せたいと思います」
レシステンシアにとって昨年のNHKマイルC以来の東京競馬場への参戦となります。
「1年ぶりに東京競馬場で走りますけれども、良い状態で出走できると思いますので応援のほどよろしくお願いします」
(取材・文:花岡貴子)