プレミア対決のCL決勝はポルトガルで開催に! 両チーム6000人までファンの入場が可能

 欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝をポルトガルで行うと発表した。

 2020-21シーズンのCL決勝はチェルシー対マンチェスター・Cというイングランド勢の対戦に。当初決勝はイスタンブールのアタテュルク・スタジアムでの開催が予定されていたが、トルコがイギリスの渡航レッドリストに含まれているため変更の可能性が報じられていた。今回UEFAは公式声明を発表し、ポルトガルサッカー連盟(FPF)とポルトガル当局からの試合開催の申し出を受け、ポルトのホームスタジアムであるエスタディオ・ド・ドラガンで行うと伝えている。

 UEFAは「各クラブの国内のファンが試合会場に足を運ぶことができない状況が発生した。スタジアムに足を運べない状況が1年間続いたため、UEFAは決勝に進出した2チームのサポーターが試合を観戦できるよう、様々な手段を模索していました」とし、「UEFAはこの試合をイギリスで開催することを検討しましたが、イングランドサッカー協会(FA)と関係機関が尽力したものの、防疫上の問題から必要な免除を得ることができませんでした」と経緯を説明した。

 ポルトガルはグリーンリストとなっているため帰国後隔離する必要がなくなる。また、最終的な収容人数は今後改めて決定される模様。各クラブの入場可能なファンの数はイスタンブールで予定されていた人数と同数を予定している。また、出場チームのファンは、13日から通常通りクラブを通じてチケットを購入することができる。枚数は1クラブあたり6000枚が用意されており、今後一般販売が行われる。

2021/5/13 20:18

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