ＴＯＫＩＯの長瀬智也（４２）がジャニーズ事務所を退所してから１か月あまりが経過した。また、１１月１日にはＶ６が解散し、森田剛（４２）が事務所を退所するなど、歯止めがかからない状況で、はたして“次の退所者”が誰になるのか、ファンにとっては心休まらない日々が続いている。

　そんな中、５月３日の『東スポＷｅｂ』がＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの堂本剛（４２）の“６月退所説”を再び報道。同紙は２月１５日にも、一面で剛の退所説を報じていた。

　２月の記事では剛とジャニーズ事務所の契約更新月が６月だとして、契約更新せず円満退所するのではないかと伝えた。

　さらに先の５月の記事では、剛が自身の誕生日である４月１０日にインスタグラムを開設したこと、また、堂本光一（４２）が６月２日にソロアルバム『ＰＬＡＹＦＵＬ』をリリースし、同２０日からソロコンサートツアーを行うことについて触れている。

　光一はこのタイミングでソロアルバムをリリースすることについて「気まぐれです」と説明し、ツアーの日程については「まったく関与していない」と話している。

■２度の退所報道でキンキファンも戦々恐々……

「剛に６月退所説が浮上する中、光一が同じく６月よりソロ活動に入ることが意味深だ、と東スポでは報じています。東スポといえば、衝撃的な見出しで人を惹きつける記事も多いですが、実は意外なスクープをいち早く報じるメディアでもあります。

　その東スポが２度にわたって剛の６月退所説を報じたことで、関係者の間では“核心となる情報を持っているのでは”という話にもなっています。

　一部のキンキファンも最初は“まあ、東スポだから”と楽観視していたようですが、２度も報じてきたことで、“実は東スポけっこう当たるよね……”と戦々恐々モードに。来月なにかしらの動きがあるのではないか、と心配する人が増えているといいます」（女性誌記者）

　剛の６月退所説についてジャニーズに近い芸能プロ関係者はこう話す。

「残り１か月ですし、現時点でも特段の動きはないようです。ですので、現実的には何もないはずですが……。

　ただ、剛はジャニーズ内でも特別なタレントなんですよね。ある意味、先日退所した近藤真彦（５６）と同じような存在とも言えます」

■マッチも剛も“アンタッチャブル”

　４月３０日、“ジャニーズの長男”こと近藤真彦がジャニーズ事務所から退所した。

　近藤は２０２０年１１月の『週刊文春』（文藝春秋）に２５歳年下の女性との５年にわたる不倫関係を報じられ、芸能活動を無期限自粛。４月中旬に本人から申し入れがあり、同月末をもって退所することになったという。

「不倫報道から半年が経過しようとしていました。そのため、ジャニーズ内部でも“そろそろ復帰”というムードだった。ところが、４月中旬に近藤サイドから相談という感じではなく、“辞める”と通達のように、突然退所の連絡を入れてきたというんです。

　これにはジャニーズ事務所上層部も、社長の藤島ジュリー景子氏も驚いたといいます。もはや近藤は“社長以上の存在”で、誰も彼に意見できる感じではなかった。上層部も引き留めることすらできなかったそうです。

　剛は近藤のようなトップ的な立場ではありませんが、ジャニーズ内部でもアンタッチャブルな存在になっているといいます。剛は、ジャニー喜多川氏がいたからこそ事務所に留まっていたタレントの筆頭だと言われてきましたからね」（前出の芸能プロ関係者）

■ジュリー社長もタッキーも剛を止められない

　剛はジャニー氏が逝去した際に「あなたを愛しているという　変わらない毎日を大切に生きていくよ　愛しているよ　ありがとう　宇宙一大好きだよ」と追悼コメントを出している。

　また、２０１９年７月のソロライブでは「“ありがとう”言うて、おでこにチューしてきましたよ。初めて社長のおでこにチューしたわけなんですけれどもね」と、ジャニー氏の亡骸にキスをしたとも話している。

「剛はこれまでジャニー氏の言う事しか聞かなかったといい、社長のジュリー氏が何を言っても無駄。当然、滝沢秀明副社長（３９）も先輩の剛に何も言うことはできない。つまり、近藤のように６月に入ってから突然、“辞めます”と申し出てきたら、誰も説得はできない。

　現状、剛に退所の兆候がないとしても、彼が“今月辞めます”と言ったら、誰も止められないと。ファンが懸念するような突然の退所も、可能性はゼロではないのかもしれませんね……」（前出の芸能プロ関係者）

　マッチと同じ“青天の霹靂”のような剛の６月退所、果たして……。