「1パーセントも落とすことは許されない」…チェルシー指揮官が改めて引き締め

 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が終盤戦に向けて改めて気を引き締めている。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 チェルシーは35試合を終え、暫定4位。チャンピオンズリーグ(CL)とFAカップの決勝にも進出しており、厳しい日程のなか、終盤戦を戦っている。

 12日にはプレミアリーグ第36節でアーセナルと対戦。9位と沈んでいるものの、ロンドンのライバルであるアーセナルとの試合は難しいものとなる。その後はレスターとの2連戦を控えており厳しい試合が続く。トゥヘル監督は「まだ何も勝ち取っていない」と改めて気を引き締めている。

「我々はまだ何も勝ち取っていないし、それについて話しても何の役にも立たない。2つの決勝とトップ4フィニッシュに向けて戦っている。これはチャレンジだしまだ終わっていない。プレッシャーが大きくなればなるほどレベルアップのための大きな一歩となる。これが我々の仕事だし、3つの大きな挑戦によって周りからひしひしと圧があるのを感じるよ」

「トップ4争い、2つの決勝は肉体的にも精神的にも常に高いレベルを維持し良い雰囲気の中でなければ達成できない。今は特別な瞬間だから1パーセントも落とすことは許されない。だがまだ終わっていない。今は褒める時でも、振り返る時でもない。仕事を続け仕事を終わらせる時だ」

2021/5/12 21:54

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