“キムタクが如く”最新作発売発表で騒然!新たな舞台横浜で八神が大暴れ

 5月7日にセガが『JUDGE EYES』シリーズの最新作『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』を9月24日に世界同時発売することを発表した。本作は、『龍が如く』シリーズを手掛けるスタジオによるアクションアドベンチャーで、木村拓哉がゲームに登場することで注目を集めたシリーズ最新作。

 2018年に発売された前作だが、およそ3年の時を経てどういったゲームになるのだろうか?

キムタクが如くの異名をとるシリーズ

 まずは前作のおさらいをしておこう。前作『JUDGE EYES:死神の遺言』は、2018年12月に発売された龍が如くスタジオによるアクションアドベンチャー。「木村拓哉 in ゲーム」のキャッチコピーからわかるとおり、キムタクがゲームの主人公として登場することから話題になった。

 19年3月に同作のゲーム内に登場していたピエール瀧がコカインの使用容疑で逮捕されたことを受け、出荷・ダウンロード販売の停止および在庫の自主回収をすることでもメディアを賑わした。

『JUDGE EYES:死神の遺言』は、『龍が如く』シリーズでもおなじみの神室町が舞台。この神室町は新宿歌舞伎町をモデルにした歓楽街となっている。21年4月にはグラフィックの向上を図ったリマスター版も登場しており、新作発売前の予習としてもぴったりだ。

 9月24日に発売される最新作『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』はこの続編に当たり、もちろん主演はキムタクだ。ゲーム内でのキムタクは、主人公の八神隆之として登場。元弁護士でもある八神を取り巻く登場人物として、前作から続投の中尾彬のほか、玉木宏、山本耕史、光石研ら豪華俳優陣が登場する。

 最新作のストーリーはこうだ。

 電車内で痴漢を働き、逮捕された現役警察官の江原明弘。取り押さえられた際に激高した映像が何度もメディアで取り上げられ、厳罰を求める世論の声も大きい彼に、有罪判決がくだされたまさにそのとき、突然江原は裁判官の言葉を遮るように立ち上がり、横浜・伊勢佐木異人町の廃ビルで起こった御子柴弘殺害事件への関与をほのめかす……。

 江原を弁護していた源田法律事務所の城崎さおりは、殺害事件の起きた同日時に痴漢を働き、有罪判決を受けたために鉄壁のアリバイを得た江原に対し、自分が何か「重大な見落とし」をしていたのではないかと疑念を抱く。

 そして、キムタク演じる探偵の八神隆之に事件の調査を依頼するという流れに。高校でのいじめ調査で横浜に滞在していた八神は、江原に「利用された」さおりの疑念を晴らすべく、御子柴殺害事件の真相を追い始める……。

 最新作では、横浜・伊勢佐木異人町が新たな舞台となる。もちろん、横浜が舞台に加わっただけではない。同シリーズのセールスポイントの1つとしてバトルが挙げられるが、今作では新たなバトルスタイルが追加される。

 前作から採用されている多人数を相手するときに全方位攻撃を特徴とする「円舞」、連続攻撃でタイマン勝負で真価を発揮する「一閃」に加え、相手の攻撃を見極め、その力を利用して敵を倒す新バトルスタイル「流」が追加。

 また、キムタク演じる八神隆之は探偵なので、「調査」も重要なファクター。前作にも尾行や変装などがあったが、最新作では壁を登ったり、高所を移動して建物に侵入するアスレチック、隠密行動のスティール、盗聴などの要素を追加。より、調査の深みが出ている。

 この最新作は、日本のみならず世界同時でリリース予定。今のうちに前作をリマスター版で予習をしておくのもいいだろう。

(C)SEGA

2021/5/11 18:00

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