ダイソーの手作り立体マスクキットがお得すぎる。パンツの生地も再利用
新型コロナウイルスは一向に収束する気配を見せず、外出の際は必ずマスクを着用しなくてはならない日々が続いている。1枚の値段はたいしたことないとはいえ、毎日着用するものなのでその費用は決してバカにならなくなってくる。これをできる限り安く抑えるには手作りするのがいちばんである。
◆ダイソーの「手作り立体マスクキット」がカンタン
100円ショップの「ダイソー」で「手作り立体マスクキット」という商品が110円(税込)で売られているのを見つけた。スウェード調ストレッチ生地、丸ゴム、マスクの型紙がセットになっており、これで立体マスクを1枚作ることができるらしい。
洗って繰り返し使えるマスクが1枚110円で作れるのだからこれだけでもかなりお得といえる。が、ポイントはセットに含まれるマスクの型紙だ。これを使って、いらない生地などでもマスクを作ればさらにお得になるのではないか。というわけで、この商品を購入して試してみることにした。
◆スウェード調ストレッチ生地でマスクを手作り
まずはセットに含まれるスウェード調ストレッチ生地でマスクを作る。マスクの型紙はゴム紐型と紐一体型の2タイプあり、さらにサイズはS、M、Lと用意されている。ゴム紐型は縫わなくてはならない箇所が多くて面倒なので、あまり手間のかからない紐一体型のほうを作ることにした。サイズはLである。
型紙をハサミで切り抜き、それを生地に合わせて鉛筆で線を引く。その線に沿って生地をハサミで切り抜いてマスクの左右2枚を作る。そうしたら、その2枚を重ねて前を縫い合わせるだけである。
裁縫なんてやるのは小学校の家庭科の授業のとき以来だったが、それでもやり方はなんとなく覚えていた。なみ縫いで針先を生地の表と裏に交互に動かしていき、最後は玉止めにする。縫い目は少し不細工になってしまったが、この部分はマスクの内側になるので着用しているときには見えない。
前面からはなかなか見栄えよく完成させることができた。付け心地も上々である。
◆いらない生地を再利用
次はいよいよいらない生地でのマスク作りである。かなり履き古してもうそろそろ捨てようかと思っていた、スターウォーズの絵がプリントされたトランクスのパンツが1枚あったので、これで作ってみることにした。
さっきと同じ要領でパンツに型紙を当てて線を引く。そしてハサミで切り抜き、左右2枚を縫い合わせたら完成である。
◆トランクスをマスクに…
早速、着用してみた。今まで僕の股間を包んでいた布で今度は口元を包むというわけである。鏡を見てみると、スターウォーズのダースベイダーとストームトルーパーがちょうどいい位置に配置されていてかなりオシャレな感じである。これで原宿を歩いてもまったく違和感はなさそうだ。まさかこれがトランクスのパンツから作られたマスクだなんて誰も想像だにできないだろう。
マスクは不織布のもの以外は絶対に認めないという人もいるようだが、もしも不安なら除菌スプレーを吹きかければいい。マスクの型紙を使って、パンツ以外にもジーンズなどいろんな生地でオシャレマスクを作ってみるのも面白そうだ。<取材・文/小林ていじ>
―[借り暮らし40代日雇い男の「100円ショップ」生活]―
【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。
きょー
5/12 15:39
パンツはやめた方が…
あきひろ
5/11 17:55
要らないな。