1位は驚異の計50得点!…欧州5大リーグの最強コンビは誰と誰?

 2020-21シーズンの欧州5大リーグも、いよいよ終わりが近づいてきた。シーズンの佳境を迎え、様々なデータが収集されている。

 そこで今回は、各クラブにおける国内リーグ戦のゴール数“トップ2”をピックアップし、その合計数をランキング形式で紹介。今シーズンの欧州5大リーグで最も多くの得点を挙げているコンビは一体誰と誰の組み合わせなのだろうか。

※データの参照元は、移籍情報サイト『transfermart』

※情報は5月10日時点のもの

[写真]=Getty Images

▼10位タイ

アトレティコ・マドリード:計31得点

ルイス・スアレス:19得点

マルコス・ジョレンテ:12得点

生粋のストライカーであるスアレスは、加入1年目から持ち前の得点力を存分に発揮している。対するマルコス・ジョレンテは、守備的MFから攻撃的なポジションへとコンバートされたのを皮切りに、眠っていた才能を開花。リーグ戦における得点数は昨季の「3」から「12」へと4倍も増加した。スアレスに次ぐ“点取り屋”として、もはやチームに不可欠な存在だ。

リヨン:計31得点

メンフィス・デパイ:19得点

カール・トコ・エカンビ:12得点

昨季のチャンピオンズリーグで猛威を振るった2人が、今季も得点を量産中。デパイはリーグ最多タイの10アシストを記録するなど、チャンスメイカーとしても活躍している。デパイのアシストからトコ・エカンビが3ゴールを挙げるなど、2人は補完性の高いコンビとして知られ、相手DFにとっては厄介極まりないだろう。

▼9位

ドルトムント:計33得点

アーリング・ハーランド:25得点

ジェイドン・サンチョ:8得点

9位にランクインしたのは、平均年齢20.5歳の若手デュオ。ハーランドの爆発的な得点力を支える一人がサンチョであり、今季ここまで、サンチョからハーランドへのアシスト数(6)はブンデスリーガで3番目に多い。それぞれ今夏のステップアップが確実視されており、共演する姿を見られるのはあと数試合かもしれない。

▼7位タイ

モナコ:計35得点

ウィサム・ベン・イェデル:19得点

ケヴィン・フォラント:16得点

ベン・イェデルは昨季、キリアン・エンバペと並ぶリーグ・アン最多の18ゴールをマーク。そして、今季からキャプテンを任される大黒柱に心強い相棒として加わったのがフォラントだった。昨夏の入団後しばらくはネットを揺らせなかったが、初得点を皮切りにゴールを量産。自身のキャリアハイとなる16ゴールを決めている。

アタランタ:計35得点

ルイス・ムリエル:21得点

ドゥバン・サパタ:14得点

セリエA最多84得点を記録するアタランタで最も多くのゴールを奪っているのが、ムリエルとサパタの両ストライカーだ。なかでもムリエルは、シーズン得点数の自己記録を2年連続で更新してみせた。共に1991年4月生まれ。複数のクラブを渡り歩いて、才能を磨き上げてきたという点も酷似する。

▼6位

ユヴェントス:計36得点

クリスティアーノ・ロナウド:27得点

アルバロ・モラタ:9得点

ユヴェントスのエースは、やはりこの男。チームはチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて厳しい戦いが続くが、クリスティーノ・ロナウドは自身初のセリエA得点王に向けて順調な歩みを見せている。モラタも公式戦18ゴールと好調をキープ。かつてレアル・マドリードで共闘した2人がイタリアの地でも奮闘している。

▼4位タイ

インテル:計37得点

ロメル・ルカク:21得点

ラウタロ・マルティネス:16得点

セリエAで最も多くのゴールを奪っているが、ルカクとラウタロ・マルティネスのアタッカーコンビだ。今季セリエA王者に輝いたのも、2人の活躍があったからだろう。L・マルティネスも「僕らは相互に助け合っている。ピッチ上での相性は抜群で、彼がそばにいてくれて僕は幸せだ。彼はナイスガイだしね」と相棒を絶賛。2人が競演する限り、インテルの黄金期は続くかもしれない。

パリ・サンジェルマン:計37得点

キリアン・エンバペ:25得点

モイーズ・キーン:12得点

パリ・サンジェルマンでエンバペに次いでゴールを挙げているのはネイマール……ではなく、キーンだ。エヴァートンから1年ローンで加入すると、持ち前のフィジカルの強さを活かして奮闘。公式戦では16ゴールを挙げるなど、結果を残している。エンバペの速さ、ネイマールの巧さ、そしてキーンのパワーが融合すれば、パリ・サンジェルマンはさらなるレベルアップが期待できるが、残留できるだろうか。

▼3位

トッテナム:計38得点

ハリー・ケイン:21得点

ソン・フンミン:17得点

プレミアリーグ最強のコンビと言えば、彼らを置いて他にいないだろう。2人で奪った得点数(38)は、チーム総得点(61)の6割超え。これは今回トップ10入りを果たしたデュオの中で最も高い数値になる。それだけ彼らはチームにとって不可欠な存在であり、彼らの活躍が勝敗に与える影響力も大きい。

▼2位

バルセロナ:計40得点

リオネル・メッシ:28得点

アントワーヌ・グリーズマン:12得点

リーガ・エスパニョーラで5年連続得点王の座をほぼ手中に収めたメッシと、バルセロナ加入2年目で輝きを取り戻しつつあるグリーズマン。流れるようなコンビネーションを見せているとは言い難いが、相互理解が進んだ現在はコンビネーションプレーも散見される。メッシの得点力は圧巻だが、グリーズマンがさらにゴールネットを揺せば、逆転優勝の可能性も十分にあるだろう。

▼1位

バイエルン:計50得点

ロベルト・レヴァンドフスキ:39得点

トーマス・ミュラー:11得点

欧州5大リーグ最強のデュオは、レヴァンドフスキとミュラーのバイエルンコンビだった。レヴァンドフスキの活躍は特筆すべきもので、クラブOBのゲルト・ミュラー氏が持つブンデスリーガのシーズン最多得点記録にリーチをかけている。その他4大リーグよりも試合数が少ないなか、これだけの得点を積み重ねるのだから、やはり半端ない。

(記事/Footmedia)

2021/5/10 20:56

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