励ましのつもり?五月病気味の彼女をムッとさせるセリフ9パターン
自分が元気なときに、弱った人の心に寄り添うのは難しいもの。とはいえ、愛する彼女に「五月病」の傾向が見られるのに、適当な慰めでやり過ごしたら、「それでも彼氏!?」とガッカリされてしまうかもしれません。そこで今回は、20代から30代の独身女性に聞いたアンケートを参考に、「励ましのつもり?五月病気味の彼女をムッとさせるセリフ」をご紹介します。
【1】「五月病?そんなの気のせいだろ」とあっさり聞き流す
「気持ちの問題だからこそ彼氏に慰めを求めたのに、思いやりのなさに失望!」(20代女性)というように、彼女に同情もせずにスルーすると、「冷酷」だと非難されそうです。言うべき言葉が見つからないなら、話に耳を傾けるだけでも助けになるでしょう。
【2】「一晩ぐっすり寝れば治るっしょ」と呑気なことを言う
「『それで何とかなるならとっくに解決してるよ!』とぶち切れた」(20代女性)というように、あまりに楽天的な反応をすると、痛い目に遭うかもしれません。明るい言葉に加えて、「お茶でもどう?」などとリラックスするのに協力してあげると喜ばれそうです。
【3】「気合いが足りないからだ!」と精神論で片付けようとする
「カチンと来て、『これ以上どうがんばればいいの!』と反撃した」(20代女性)というように、彼女を追い詰めるような励ましもまずそうです。疲労の色が濃いなら、むしろ「がんばりすぎかもよ」などと、肩の荷を下ろしてもらう方向に持っていきましょう。
【4】「パーッと飲みにでも行くか!」と安易な解決策に走る
「面倒くさがってるのが見え見え。もう少しマシな助言がほしかった」(20代女性)というように、おざなりな打開策を提示すると、「やっつけ」だと思われそうです。とはいえ、「ゆっくり話を聞かせて」などと親身に誘うのであれば、悪い手ではないかもしれません。
【5】「この時期そういう人多いよねー」と他人事として片付ける
「私個人を見てくれないなら何も言ってないのと同じだよ…と悲しくなった」(20代女性)というように、一般論を語っても、彼女の心には響かないでしょう。「君は真面目だから」などと少しでも本人に触れると、「私のための助言」だと感じてもらえそうです。
【6】「五月病になんかなったことないぞ!」とタフな自分を誇る
「『たくましい俺』話を聞かされた挙げ句、アドバイスは一切なし!余計疲れた!」(20代女性)というように、「見習え」とばかりに自分の頑強ぶりを誇示するのは、逆効果のようです。「こんな思考法が効いた」などの有益な情報を明かすならともかく、雑に自分と重ねるのはあまりに失礼でしょう。
【7】「そんなこと言われても困るんですけど」と相談を拒否する
「『俺にどうしろと?』と言われて、話すだけムダだ…と失望した」(30代女性)というように、つれない対応をすると、彼女に見限られる危険もあります。相手が困っているときこそ「話聞こうか?」などと持ち掛けて、頼りがいを示したいところです。
【8】「腰掛けなんだし適当でいいじゃん」と彼女の仕事を軽く見る
「私が働くことをそんなふうに考えてたの!と怒りを通り越して唖然とした」(20代女性)というように、「君が辞めても問題ない」と辞職を勧めたら、睨まれて当然かもしれません。時代錯誤なことを言うと、二人の将来にも暗い影を落としてしまいそうです。
【9】「会社辞めて俺と結婚する?」とどさくさまぎれにプロポーズする
「『大切な話をついでみたいに言うな!』と大ゲンカに発展…」(20代女性)というように、この場面で「結婚」を提案しても、反発を食らうのがオチのようです。彼女を救えないばかりか、関係がこじれるおそれもあるので、奇策を打ち出すのは控えましょう。
自分本位な励まし方だと、相手をイラつかせてしまうようです。彼女の状態にしっかり目を向ければ、慰めの言葉がおのずと浮かんでくるでしょう。(安藤美穂)