エイバルがヘタフェ撃破で今季初の連勝、残留に望みつなぐ…3人の日本人選手には出番なし

 リーガ・エスパニョーラ第35節が9日に行われ、MF久保建英が所属する15位ヘタフェが、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属する最下位エイバルと対戦した。3人の日本人選手はベンチ入りを果たしたものの、いずれも出番は訪れなかった。

 激しい肉弾戦の応酬となった試合で、ヘタフェは26分にアクシデントが発生。15分の競り合いで着地の際に肩を強打していたジェネ・ダコナムがプレー続行を断念し、ソフィアン・チャクラとの交代でピッチを後にした。

 前半はお互いに枠内シュートを打てず、スコアレスで折り返す。両チーム通じて最初の枠内シュートは61分に生まれる。エイバルはセルジ・エンリクのクロスにキケ・ガルシアが頭で合わせたが、シュートは相手GKの正面。対するヘタフェは62分、ダビド・ティモールが自陣からロングシュートを試みる。シュートは枠内を捉えていたが、相手GKに処理された。

 すると89分、エイバルがコーナーキックの競り合いのなかでPKを獲得する。キッカーを務めたレシオが左に突き刺し、エイバルが先制した。

 試合はこのまま終了。エイバルは今季初の連勝で勝ち点を「29」に伸ばし、18位ウエスカ、19位エルチェとの勝ち点差を「1」に縮めた。ヘタフェは2連敗で降格圏との差を広げることはできなかった。

 次節、ヘタフェは12日にアウェイでセルタと、エイバルは13日にホームでベティスと対戦する。

【スコア】

ヘタフェ 0-1 エイバル

【得点者】

0-1 89分 レシオ(エイバル)

2021/5/9 22:56

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