生活圏が被る元カレへの接し方9パターン
同僚やクラスメイトと交際していて、残念ながらお別れすることになったとしても、そう簡単には環境を変えられないもの。「生活圏に元カレがいる」という気まずい状況をやり過ごすには、どう振る舞えばいいのでしょうか。そこで今回は、10代から20代の独身女性50名に聞いたアンケート調査を参考に、「生活圏が被る元カレへの接し方」をご紹介します。
【1】周りの人に気を使わせないよう、努めて明るく接する
「友達を巻き込んだら申し訳ないし、自分自身も居心地が悪くなるので」(20代女性)というように、元気よくしていれば、周囲に「円満に別れた」と思ってもらえて、混乱を避けられそうです。本心は穏やかでなくても、大人らしく振る舞いましょう。
【2】礼儀として挨拶はするが、できる限り会話は避ける
「無視するのは大人げないと思う。でも楽しくおしゃべりするのは無理」(20代女性)というように、「挨拶を交わす程度の関わりがギリギリの許容範囲」だと考える女性は多いようです。事務的な態度で応じれば、未練を残した相手に期待を抱かせる心配もないでしょう。
【3】知り合ったばかりの人に接するように、丁寧語で話す
「もう彼女じゃないと実感させたくて、かしこまった口調に変えた」(20代女性)というように、他人行儀に振る舞ったら、関係を完全にリセットしたことが相手に伝わりそうです。変化があまりに極端だと周りに気を使わせてしまうので、多少は愛想を残したほうがいいでしょう。
【4】交際前と同程度の距離感に戻って、軽い雑談などにも応じる
「別れた直後はぎこちなかったけど、徐々に昔みたいに話せるようになった」(10代女性)というように、ケンカ別れではなかったのなら、ツンケンする必要はないでしょう。お互いの性格にもよりますが、適度な距離を保つことができれば、いい友達に戻れるかもしれません。
【5】向こうがどう出るかを見てから、それに見合った対応をする
「自分だけ愛想がよくて相手が敵意むき出しだったら、悔しいじゃないですか!」(10代女性)というように、前もってあれこれ考えすぎず、元カレの態度に合わせるのもよさそうです。相手から穏やかに挨拶されたら、たとえ複雑な心境でも平常心で返したいところです。
【6】周囲に誰もいなければ、相手に話しかけられても無視する
「今さら元カレの機嫌を取る理由もないので、無人なら完全スルーです」(20代女性)というように、「できれば怒りに任せて振る舞いたい」と思うのが、正直な気持ちかもしれません。どう思われても平気なら、「誰かが見ていても完全無視」でも構わないでしょう。
【7】相手の浮気などが原因なら、心を鬼にして冷たい態度を取る
「『お前なにかやらかしたの?』と質問攻めにあってるのを見て、ちょっといい気分だった」(10代女性)というように、復讐にも似た対応をしてみせた女性もいます。ただし、長く続けると場の空気まで壊しかねないので、ほどほどのところで自制したほうがいいでしょう。
【8】顔を合わせる頻度を減らすために、行動パターンを変える
「どんな接し方をしてもやっぱりつらいから、バイトのシフトをずらしました」(20代女性)というように、状況が許すなら、相手に会わなくて済むように工夫するのも手です。疎遠になったら気持ちが落ち着いて、自然な表情で挨拶できるようになるかもしれません。
【9】お互い気まずくならないよう、別れる前に方針を決める
「相手を避け続けるわけにもいかないので、今後の付き合い方を話し合ってから別れた」(20代女性)というように、別れたあとの関わり方についてお互いが同意していたら、あれこれ気を揉む必要はなくなりそうです。これからのことを冷静に語り合えるくらい、穏便にさよならしたいものです。
どのような振る舞い方をしたとしても、平常心ではいられないかもしれませんが、余計な波風が立たないように、なんとかやり過ごしましょう。(安藤美穂)
【調査概要】
期間:2019年2月27日(水)から3月1日(金)まで
対象:合計50名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査