吉沢亮似のイケメンと結婚して大失敗「とんだクズ男でした」
誰にでも良い顔をする、顔の良い男というのに私たちは弱いものです。口が上手くて甘い言葉を平然と囁ける彼らに、ダメと分かっていながらもハマってしまうもの。今回は、そんなイケメンクズ男と結婚してしまった女性の悲劇の話です。
◆吉沢亮似のイケメンとのわずか2年間の結婚生活
ヒナノさん(仮名・29歳)は、4年ほど前にリョウさん(仮名・34歳)という男性と、わずか2年間の婚姻関係を終えました。
「吉沢亮似のイケメンでしたね。顔は良いんだけど、悪い意味のチャラさがないから、クズ男だっていう警戒心が薄れちゃうんですよ」
そう語るヒナノさんに、離婚理由を聞きました。
「彼の転職が多かったのが不審に思ったきっかけ。結婚していた2年間で10回転職してました。それに、共同で管理して貯金している口座にも全然お金を入れてなくて、それで問い詰めたんです」
いくら出入りの激しいアパレル業界であっても、その回数はおかしいです。ヒナノさんは不審に思い、ある時、リョウさんを激しく問い詰めました。そうすると、驚愕のクズエピソードが飛び出したのです。
◆好みのお客さんをナンパしてデート
「リョウは、イケメンな上に、リップサービスも上手なので、彼目当てで来店する女性のお客さんも多かったようです。接客の仕事だから、ある程度は愛想良くするのは仕方ないことだとは思います。でも、実は、自分の好みの女性には彼の方から声をかけて、終業後にご飯デートに誘っていたみたいなんです。それはさすがにやりすぎじゃないですか?」
本当にそんなことあるのかと思いますが、店員の立場である彼の方から女性客に声を掛けて、店外デートをしていたそうです。まるでホストのようですが、吉沢亮似の甘いマスクだから許されるのでしょうか。
「結婚してるのに、そんなナンパじみたことをしているっていうのが情けないですよね。ほんとに恥ずかしい人だなって思います。しかも、ナンパして浮気してるだけだったらまだマシですよ」
◆趣味に使うお金をお客さんにせびっていた
「その時、リョウは船に興味を持っていたんです。別に私も止めはしませんでしたが、家計がありますから、思い立ったからといって、すぐに実行できるわけではありません。でも、あろうことか、お客さんにお金の無心をしていたんです」
様々なことに興味を持っているというリョウさん。それ自体は悪いことではないですが、なんでもやってみないと気が済まないため、常に金欠です。その時は、船舶免許を取りたくて仕方がなかったそうです。
吉沢亮似の甘い顔で、「俺、今度船舶2級の資格とろうか思ってるんだよね。でもさ、安月給だから、資格取るためのスクール代ないんだよね」と言うと、船でデートする光景を想像してしまい、女性の方から「私が出してあげる!」と、金銭を差し出してしまうのだそうです。
◆2年で10回転職の真相
ただ、元が飽き性で興味が長続きしないリョウさんは、熱もすぐ冷めてしまうそう。
「数カ月後には、また別のことに関心が移ってしまっているんです。当然、他のことに使い込んでて、お金は返せません。踏み倒しです。そんなことしたら女性は当然怒りますよ。激昂した女性がお店に殴り込んできて、店長やエリアマネージャーを巻き込んで、大きなトラブルに発展したそうです。結局、リョウはクビになりました」
普通の男性だったら、一度失敗すれば、懲りて二度とそのようなことはしないでしょう。そもそもほとんどの男性はこんなトラブルを起こしませんが、さすがクズ男であるリョウさんは違います。
2年で10回も転職しなければいけなかった理由は、大なり小なり、全て女性絡みの金銭トラブルでした。あまりにも酷い彼の有り様に愛想を尽かしたため、離婚に至ったそうです。
◆もうイケメンはこりごりと苦笑い
「ほんとに見かけによらないって痛感しました。ちなみにリョウはもう他の女を見つけたみたいです。今度こそは改心して同じ間違いを犯さないでほしいですね」
とヒナノさんは苦笑いしながら言いました。とんだクズ男であることは確かです、でも、もしかしたら、こんな男性と一緒にいたら刺激的で楽しいのかもしれない…と思った私は既に彼の手口に引っ掛かってしまっているのでしょうか。
―シリーズ・クズ男ダメ男エピソード―
<文/浅川玲奈>