昭和にタイムスリップ!有名遊園地がリニューアルでレトロに変身
池袋・新宿から電車で50分以内の場所にある「西武園ゆうえんち」。開業は1950年と、歴史のあるレジャー施設として幅広い世代に愛されてきました。昨年11月からリニューアルのため臨時休業していましたが、5月19日ついにグランドオープン。
「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに、1960年代の昭和レトロな町並みが再現されています。HPで「門をくぐるとそこは、あの日あの時のままの昭和の世界!」とうたわれているとおり、まるで古き良き日本にタイムスリップしたみたい。
◆生きた昭和の熱気がほとばしる「夕日の丘商店街」
昭和の古い町並みがコンセプトになっている「夕日の丘商店街」には、30もの店舗が立ち並びます。ただ古い町並みを再現しているというだけではなく、いたる所で予想のつかないライブ・パフォーマンスが繰り広げられるそうです。
ついさっきまで爽やかに道案内をしていたお巡りさんが、突如として泥棒との壮絶なパルクール・チェイスを繰り広げたり、おせっかいで人情味あふれる商店街の住人たちが予想のつかないハイスキルなライブ・パフォーマンスを始めたりと、歩いているだけでも飽きることはなさそうです。
◆世界初! ゴジラの大型ライド・アトラクション
ゴジラをテーマとした常設のライド・アトラクションとしては世界初となる「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」。「夕日の丘商店街」を見下ろす丘の高台に建つ、映画館(夕陽館)で上映されます。観客はゴジラやキングギドラたちの激闘の真っ只中に放りこまれ、突如として襲われるスリルの連続に、息つく暇もない大興奮な体験を楽しめるそう。
制作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『STAND BY ME ドラえもん』で知られる映画監督の山崎貴さん。それに、テーマパークの体験設計において卓越した実績を誇る刀 クリエイティブチームがタッグを組んで担当しました。これは期待しかありません!
◆ファミリーで楽しめる手塚治虫の人気作品エリア
商店街の外には、家族で思い切り楽しめるファミリーエリア「レッツゴー!レオランド」が新設。このエリアには、日本を代表する漫画家・手塚治虫氏の人気作品「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」のキャラクターが登場し、大人も子供も楽しめる、新しくも懐かしい体験ができます。
颯爽と走り抜けるジェットコースター「アトムの月面旅行」、回転型ライドアトラクション「飛べ!ジャングルの勇者レオ」など4つのライドアトラクションを含む6つの体験を用意。また、アトムやレオをはじめとした人気キャラクターたちをデザインした限定グッズを販売するショップ「レッツゴー!バザール」も併設されます。
◆園内で使える「西武園通貨」もレトロかわいい
新しい西武園ゆうえんちでは「百園(ひゃくせいぶえん)」と「拾園(じゅうせいぶえん)」の2種類の園内通貨を導入、当時の物価そのままにお買い物や様々な体験を楽しめる仕掛けが用意されています。西武園通貨には、手塚治虫氏の人気作品「ジャングル大帝」のレオとパンジャがあしらわれています。
西武園通貨で楽しめるお買い物体験には、店員との情緒的なふれあいやワクワク・ドキドキがあふれています。「食堂 助六屋」のライスオムレツや、食べ歩きにぴったりの「肉のおほみ」のクロケット(コロッケ)、「喫茶ビクトリヤ」のスパゲッティー・ナポレターナなど、懐かしさが心に沁みるメニューが豊富。
いつも何かに急かされるようにして生きている現代社会。それに加えて、この状況下では、人とのコミュニケーションもままなりません。昭和レトロな世界は、そんな疲れ切っている私たちに感動と興奮を与えてくれることでしょう。リニューアル後の西武園ゆうえんちに目が離せません。
<文/女子SPA!編集部>