「ほんとうにかかる時間」で予定を組まなくちゃ!(後編)【ADHD女子#20】
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じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。【ADHD女子#20】
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タイムログをとり終えたらメモ。かかった時間はどのくらい?
注意したいのは、 タイムログは極力いつもどおりのスピード感でとってほしいということです。
ADHDタイプさんはつい 「時間をはかっているんだから!」 とムダにスピードアップしたり、
テキパキしたりしがちなのですが、 その気持ちはちょっと抑えて。
ゲーム感覚でやりたい場合には、 先に一つ一つの項目ごとに何分くらいかけているかの予測をメモし、
実際にかかった時間と比較するのもいいかもしれません。
なお、 項目は10個程度がおすすめです。 ふえすぎるようなら項目をまとめたり、
「洗面所20分」 など場所別にタイムログをとったりするのでもOK。
実際にやってみた結果が以下です。
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タイムログをもとに朝のタイムスケジュールを見える化
ここからが本番です。 左ページの結果をもとに朝の計画を立てていきましょう。
家を出るのは朝8時。そこから逆算しながら予定を並べていくと、
起床時間は6時30分ということになります。
タイムスケジュールはこんな感じです。
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作ったスケジュールは見やすい場所にはりましょう。
朝起きたら、 このスケジュールに合わせて準備をととのえます。
常に時計を意識して動くのがポイントです。
このとおりできない場合、 タイムログが不正確なのかもしれません。もう一度見直しを。
あるいは 「いままでの習慣で、 ベッドを出るのは7時になっちゃう」 という場合、
どこかで15分削れないか考えてみて。
ADHDの特性を持つことで
「生きにくさ」を感じて
苦しむ大人の女性はたくさんいます。
自らADHD脳という
臨床心理士の中島美鈴先生からの
超驚きの具体的な解決法とエールが満載です。
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ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法
中島美鈴・著 主婦の友社・刊