大人気の「GUマスク」をゲット! 実際に使って気づいたユニクロ『エアリズムマスク』との決定的な差について

GUのマスクが人気らしい。売り切れ店舗続出らしい。……との噂を聞いていたので、そう簡単には手に入らないだろうと思っていた。だが幸運なことに、私の手元にはGUマスク(高機能フィルター入りMASK)がある。

商品棚の中で残りわずかになっていたものを何とかゲットできたのだが、焦って買ったばかりにちょっとした後悔をする羽目にもなった。それも含めて、以下でGUマスクについて紹介したい。

GUがマスクを販売開始したのはつい先日。2020年10月30日のことだ。タイミングを考えれば遅い気がしなくもないが、逆の見方をすると今までのマスクにあった弱点を研究しまくっていることも予想できる。完成度が高いことを期待してしまうが、実際はどうなのか?

いきなり結論から言ってしまうならば、GUマスクは人気があるのも納得のクオリティだった。しかし同時に、こう思わずにもいられなかったのだ。「メイクしない人なら、ユニクロのエアリズムマスク(新型)で良くね?」と。

・エアリズムマスクとの類似点と相違点

どういうことかと言うと、GUマスクとユニクロのエアリズムマスクは似ている点が多いのである。どちらもネットを使えば洗濯機で洗えること。1枚につき400円くらいという価格帯(GUは2枚入りで税別790円、エアリズムマスクは3枚入りで税別990円)。いずれも接触冷感で肌触りが良いこと。花粉・BFEを99%カットするフィルターを採用していること……などなど。

当然ながら、細かく見れば相違点だってある。そもそも、使われている素材が異なっているから、肌触りが微妙に違う。

だがそれでも、使い心地だけを素人目線で見れば「そこまで差はない」と言ってしまっていいかと思う。ただ1点をのぞいて。それが何かというと……

GUマスクのインナーはメイクがついても目立たない仕様になっている点だ。一部カラーは対象外のようだが、少なくとも私が買ったホワイトならそうなっている。一方のエアリズムマスクは、そのあたりノーガード。普段メイクをする人にとって、この差は大きいのではないだろうか?

ゆえに、先に述べたように「メイクしない人なら、ユニクロのエアリズムマスク(新型)でいいのでは?」と思った次第。なにより、現時点での入手難易度を考えるとユニクロのエアリズムマスクの方が断然ラク。むしろ、夏にはやや分厚かったエアリズムマスクを買うのは今かもしれない。

もちろん、GUマスクとエアリズムマスクの違いはそれだけではない。たとえば、GUマスクの方がカラーバリエーションが豊富なので、「欲しい色に近いから」という理由でGUを選ぶ人だっていることだろう。

ただその場合、入手するのに時間と手間がかかることは覚悟した方がいいかと思う。ちなみに、GUの公式サイトでは、2020年11月2日時点で以下のように記載されている。

「一部を除き(マスクは)現在品切れをしております。今後の入荷日に関してのご案内、店舗でのお取り寄せやお取り置きは致しかねます。ご迷惑をお掛け致しまして、申し訳ございません」

・ちょっとした後悔について

最後に、もう1つだけ注意すべき点を挙げるとするならば、「Mはミディアムサイズじゃないぞ」ってこと。というのも、GUマスクはMとLの2サイズ展開になっており、公式サイトでは「Lサイズ(ふつう / 男性向け)Mサイズ(小さめ / 女性向け)」とある。

ファストフードのポテトやらドリンクやらのイメージから「M = 普通くらい」という認識を持っている人は多いだろうが、GUマスクに限って言うとそうではないのだ。そのため、顔のでかいオッサンがMサイズなんて買おうものなら……

耳ピンピン!

という事態になってしまう。私と同じような後悔をしないよう、くれぐれも気をつけていただきたい。

参考リンク:GU「高機能フィルター入りMASK」,ユニクロ「エアリズムマスク」

Report:和才雄一郎

Photo:RocketNews24.

2020/11/4 8:30

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