ローマのフォンセカ監督が後任モウリーニョ監督に言及「アドバイスを求めてるとは思わない」

 ローマのパウロ・フォンセカ監督が後任のジョゼ・モウリーニョ監督について言及した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ローマは6日にヨーロッパリーグ(EL)準決勝セカンドレグでマンチェスター・Uと対戦。3-2で勝利をおさめたものの、ファーストレグを2-5で落としていたが響きベスト4敗退となった。

 試合後フォンセカ監督は「私たちはベストを尽くした。3つのゴールを決めたんだからね」とある程度の満足感を示した。

また、今季限りで退任が決まり、すでに後任に前トッテナム指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督が入ると発表されている同監督は次のようにコメントし、ローマでの経験を振り返りつつ語った。

「私はモウリーニョをよく知っている。同じポルトガル人だしね。昔話した時も今も彼はとてもフェアな男だ。彼が私のアドバイスを求めているとは思わないよ」

「ローマの監督になれたことはとても嬉しいことだった。イタリアフットボール界に一員として関われたことを誇りに思うよ。多くのことを学んだし振り返ってもポジティブなことが多かった。とても難しかったがとても素晴らしいものだった」

 さらに、今後セリエAに残りたいか問われた同監督は「正直なところ、わからない。イタリアもイタリアのフットボールも大好きだけど機会があるか次第だね。そのうちわかるだろう」と率直な心境を吐露。「私はあきらめの悪い人間。難しい瞬間もあったがチームの改善に取り組んできた。プレッシャーに負けて逃げ出すことは簡単だが考えたことはなかったよ」と辞任を考えたことはないとコメントした。

2021/5/7 14:36

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