Snow Manファン大暴走の「NG行為」に異例の特大レッド警告!目黒蓮、向井康二も…!!

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月25日から5月11日まで、4都府県に3回目となる緊急事態宣言が発出された。

 これを受けて、4月8日から5月16日まで東京・新橋演舞場で行われる予定だった、ジャニーズの人気グループ・Snow Manが主演を務める舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2021』が4月25日から5月11日までの間、公演を中止することが決定した。

 ところが、この公演中止を巡ってファンの間で賛否の声が上がってしまった。

 4月24日夜、中止前最後の公演後に幕を下げることなく、出演するSnow ManとジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsのメンバーが舞台に残り、観客を見送る流れになったという。

 Snow Manリーダーの岩本照(27)から挨拶があり、「『滝沢歌舞伎』は前に進み続ける」という意味で、幕は下ろさないという演出がなされたのだ。

「この“幕を下げない”という演出や“観客を見送る”という特別感のあるサービスが、公演中止で観劇できなくなってしまったファン、プラチナチケットを入手できなかったファンの反発を招いてしまったんです」(女性誌記者)

■公演の詳細よりも警告文がデカデカと……

 ファンからは「なんかなぁ 中止組への寄り添いがやっぱり感じられないのよ……」「演者サイドは幕を下ろさないのに意味があったかもしれないけど、1日違うだけで観に行くことが出来ず返金される人達にとってみたらあまりにも残酷だってことがわからなかったのか。と、残念な気持ちしかない」といった不満の声が上がっている。

 しかし、4月30日には『滝沢歌舞伎』が「Johnny‘s net オンライン」で無観客生配信されることが公式サイトで発表された。配信日時は、5月9日17時30分から。ネットには「落選組やったし見れると思ってなかったから嬉しすぎる!」「落選組やったから生配信はほんと泣いちゃうくらい嬉しいありがとう」といった喜びの声が多数寄せられた。

「それが、またさらに問題が……。この『滝沢歌舞伎』の生配信を告知する『Johnny‘s net オンライン』のページ上部には、過去の公演動画の無断転載や販売などが相次いでいることへの警告文が赤文字でデカデカと掲載されているんです」(前出の女性誌記者)

 サイトには「※インターネットを通じた公演動画の転載・販売・交換が後を絶ちません。このような著作権を侵害する違法行為をただちに撲滅しない限り、今後、声運の配信を続けていくことはできないと考えます」と記載されている。

「通常、公演がいつどこで行われるのか、料金はいくらなのかといった案内があってから、最後に“無断転載を禁ずる”といった旨の記載があるものですが、ページを開くと冒頭に警告文が大きく表示されるんです。これはジャニーズサイドが公演動画の転載や販売にいかに憤りを感じているか、ということの表れではないでしょうか」(前同)

 ファンからも「滝沢歌舞伎、無断転載絶対しないでね、次はないぞってことだから」「めっちゃ滝沢歌舞伎の警告文の圧が凄くてめっちゃ流失してるんやな……」「滝沢歌舞伎ずいぶん厳しい口調だね。今後配信なくなったら嫌だから通報しまくる!」といった声が上がっている。

■エンタメ業界はコロナ禍で限界に……

「Snow Manに限らず、コロナ禍でコンサートや公演を配信するようになってから、SNSやYouTube、その他動画サイトに違法に画像や動画をアップしてしまう例が増えていますからね。だからこその異例の警告だったと考えられます。

 深刻なコロナ禍の現在、エンタメ業界は苦境に立たされています。ジャニーズ事務所としても演者やファンのためのみならず、イベント、興業に携わるスタッフのためにも公演を配信することに決めたのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 5月5日、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会、日本音楽出版社協会の4団体が「緊急事態宣言の延長に際しての声明文」を共同で発表。

 4月25日からの緊急事態宣言で、対象地域における音楽・演劇・スポーツなどのイベントに対して「無観客開催」が要請されたが、4団体はこれについて「要請が事前予告なく、お客さまにご案内する期間の猶予も与えられずに行われ、政府・自治体の連携が捗々しくないことなどもあり、お客さまに多大なご迷惑とご負担をおかけしたこと、まずはお詫び申し上げます」と謝罪。

 そして「感染拡大に伴い、今般、政府では緊急事態宣言期間の延長が検討されているとのことですが、私共は、政府に対して『無観客開催』要請の撤廃を強く申し入れております」と説明。

 さらに「ご存知のように、表現という人間の生み出す創造は余人を持って代えることのできない生業です。一人ひとりがその文化創造に携わり支え続ける誇りを持ってやってきておりますが、残念ながら精神的にも限界が来ています」と訴えた。

■編集部ツイッターがSnow Manファンに注意喚起

「エンタメ業界、関係者は1年以上にわたって非常に苦しい状況に立たされています。コンサートや舞台公演が大きな収入源の1つであるジャニーズ事務所も例外ではありません。だからこそ、『滝沢歌舞伎』も配信での公演が決定したのでしょう。

 ただ今回、『滝沢歌舞伎』を対象にこれだけ大きく警告文が掲げられたのは、一部のSnow Manファンが無断転載をする例が多いからなのかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)

 Snow Manの向井康二(26)2020年4月より雑誌『アサヒカメラ』(朝日新聞出版)で連載「巨匠と撮る白熱レッスン」をスタートさせた。

 ファンは連載決定に歓喜したが、同年6月に『アサヒカメラ』編集部は「アサヒカメラをご購入くださった#向井康二さんファンのみなさま」と前置きして「恐れ入りますが、記事の転載はお控えください。写真家や出版社の著作権のみならず、向井さんや#SnowManのみなさまの肖像権侵害にもあたります」とツイートしたのだ。

「このツイートの前にも編集部は誌面をツイッター上にアップしていたとみられる人に対して“記事の転載・公開はお控えください”とメッセージを送っています。一部ファンからは“グループ名と個人名を出して警告するのはどうかと思う”という声も上がりました。

 しかし、多くのファンは“転載してたファンは常識なさすぎ。そういう人たちがタレントの仕事の幅を狭めてる”と転載する人を非難しています」(前出の女性誌記者)

■目黒蓮の初表紙雑誌でも「悩ましい事態」に

 Snow Manでは、目黒蓮(24)が初の単独表紙を務めたファッション誌『FINEBOYS』(日之出出版)の2020年6月号が大きな注目を集め、発売初日から書店での完売が相次ぎ、緊急重版となったことも記憶に新しい。

「このときにも誌面をSNSに転載する人がいて、編集部が“雑誌やWEB版に掲載されている写真などを、撮影やスキャン等を行って許諾なくSNSなどで公開する行為が目立っております”、“最近とくに目にする機会が多く、編集部としてはかなり悩ましい事態になっております”と訴えたこともありました。

 このときは雑誌の誌面の転載でしたが、ジャニーズ事務所としては公演の動画を転載、販売されることに懸念を抱いているのでしょう」(前出の女性誌記者)

 Snow Manといえば2020年1月のデビュー以来、快進撃を続けており、3月5日に各出版社から発売された「ジャニーズ事務所公式カレンダー」の予約数でもSnow Manは20万部を超え、2020年までトップだったKing&Princeの予約数を大きく引き離していると報じられている。

「ファンクラブ会員数も、同時デビューを果たしたSixTONESよりも10万人以上上回っていると言われています。それだけファンが多く、さらにファンの熱量も高く、勢いもあるということで無断転載の例が多いのかもしれませんね」(前同)

 一部のファンの暴走のせいで、ジャニーズの配信公演ができなくなってしまうことはなんとか避けてもらいたいが――。

2021/5/7 7:10

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます