CL決勝進出に貢献のヴェルナー、先制点は「何時間も待っているようだった」

 チェルシーに所属するドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出の喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 CL準決勝セカンドレグが5日に行われ、チェルシーはレアル・マドリードと対戦。28分にヴェルナーのゴールで先制すると、85分にメイソン・マウントがダメ押しゴールを記録。2-0で勝利し、2試合合計3-1で9シーズンぶりのCL制覇に王手をかけた。

 67分までプレーし、決勝進出に貢献したヴェルナーは試合後、「たくさん、祝っていたよ。最後の10分間はみんなで叫びすぎていたから声が出なかった」と喜びを語った。

「今日僕たちがしたことは素晴らしかった。それほどボールを保持することはできなかったが、ボールコントロールの仕方やリズムは全ポジションにワールドクラスな選手がいるチームを相手に対し、素晴らしいものだった。僕たちは若いが、愚かではなく、簡単なミスもしない。今日は本当にとても良かった」

 チェルシーの先制点は、エンゴロ・カンテがヴェルナーとのワンツーで攻め上がり、ペナルティエリア左へラストパスを送ると、フリーで受けたカイ・ハフェルツが冷静にループシュートを放った。これは惜しくもクロスバーに弾かれたものの、高く上がったボールはゴール前へと落ち、詰めていたヴェルナーが頭で押し込んで得点となった。

 ゴールの場面についてヴェルナーは、「ボールが落ちてくるまで長い間待たなければならなかった」と語ると、次のように振り返った。

「ボールが落ちてくるまで何時間も待っているようだった。でも、あの位置で受けたカイがシュートを打ってクロスバーに当てたから、僕にとってはとても簡単なゴールだった。今日僕たちに言えることの一つはもっと早い時間帯で試合を決めることができたということだが、レアル・マドリード相手に対戦することは簡単ではない。でも、最終的にはとても、とてもうまくやったと思う」

2021/5/6 16:05

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