クラブ史上初のCL決勝進出にペップが歓喜「4、5年間やってきたことがようやく…」

 マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めたパリ・サンジェルマン(PSG)戦後に心境を語った。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 マンチェスター・Cは4日、CL準決勝・セカンドレグでPSGと対戦。アウェイで行われたファーストレグで1点のリードを奪っていたシティは、ホームでの第2戦も早々に先手を取ると、後半にもリヤド・マフレズのこの日2ゴール目が決まり、昨季ファイナリストを相手に2戦合計4-1と勝利した。これによりシティは、クラブ史上初となるCL決勝へとコマを進めることが決まっている。

 試合後、チームを指揮するグアルディオラ監督はゲームを振り返りコメント。この勝利、そしてクラブの歴史を塗り替えたことの意味の大きさを窺わせた。

「これはすべての人、そしてクラブのためだ。私は信じられないほど誇りに思っている。まず私の頭をよぎったのは、今日プレーできなかった選手たちだ。彼らは皆プレーするにふさわしい選手だし、全員がチームに貢献してくれているから、今は楽しんで欲しいね。我々はリーグを優勝しなければならないし、決勝までは2、3週間も準備することができる」

「彼らは中盤に多くの選手を置いたため、我々は前半ハイプレスに大いに苦まされ、それをハーフタイムで変えた。後半はよりボールを奪い返せたし、はるかに良いプレーができたと思う。そして、バルセロナやバイエルンを倒したチームを2戦合計で4-1で下したんだ。それは我々にとって大きな意味を持つよ」

「人々はチャンピオンズリーグの決勝にたどり着くのは簡単だと思うだろう。CLの決勝にやってきたことで、ようやく過去4、5年間もやってきたことが意味を成すんだ。毎日選手たちは一貫性を持ってやってくれていて、それは特筆すべきことなんだよ」

「ユナイテッドはジョン・テリーのスリップと、バイエルン戦の最終盤のシーンでタイトルを獲得したし、レアルは93分のゴールでアトレティコに勝った。この大会は非常に難しいもので、スターたちの中にある何かが影響するんだと思う」

2021/5/5 7:57

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