ローマ、フォンセカ監督の今季限りの退任を発表…会長「過去2年間に感謝したい」

 ローマは4日、パウロ・フォンセカ監督が今シーズン限りで退任となることを発表した。クラブ公式サイトで伝えている。

 フォンセカ監督は2019年6月にローマの指揮官に就任し、今シーズンで2シーズン目。就任1年目の2019ー2020シーズンのセリエAを5位で終えると、2年目の現在はここまで7位につけている。

 今回の発表に伴い、同クラブのダン・フリードキン会長は「ASローマの全員を代表して、パウロ・フォンセカが過去2年間に見せたハードワークとリーダーシップに感謝したい」とコメント。また「パウロはパンデミックをはじめとするいくつかの困難を乗り越えてチームを導き、その寛大さと公正さ、そして優れた人格を持って役割を全うしてくれた。彼の今後の活躍に期待するとともに、今後どこへ行っても素晴らしい戦力になると確信している」と綴った。

 そしてフォンセカ監督は「この2年間は浮き沈みを経験したが、私を快く迎えてくれたこのクラブと街のために、常に全力を尽くしてきた。ファンや選手のみんな、そしてこの道を支えてくれた方々に感謝したい。そして今シーズンはまだ重要な試合が残っており、いつも通り全力を尽くすつもりだ。本当にどうもありがとう」とコメントを発表。残る今シーズンの戦いへ全力投球を誓っている。

2021/5/4 19:58

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