インテルに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニの代理人トゥリオ・ティンティが、同選手の将来について言及した。3日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　現在22歳のバストーニは、今シーズンのセリエAでここまで30試合に出場。チームの11年ぶり19度目のリーグ制覇に大きく貢献し、来シーズン以降の去就に注目が集まっている。そんな中ティンティ氏によると、同選手はインテルとの将来を望み契約更新に近づいているようだ。同氏は以下のように語っている。

「ジュゼッペ・マロッタ（CEO）とピエロ・アウジリオ（スポーツディレクター）とはしばらく前から契約更新について合意していて、クラブからの返答を待っているところだ。選手はインテルに残りたいと思っているし、インテルのファンでもある」

「そしてアントニオ・コンテ（監督）も残留を望んでおり、彼の存在がバストーニの成長のためにも重要な役割を果たしている。バストーニはパルマへ期限付き移籍をしていたが、コンテが選手が評価しインテルでプレーすることを望んだ。契約が未だ完了していないのは、これまでオーナーが不在だったからだよ」

　昨年11月にイタリアのフル代表デビューも飾ったバストーニは、今シーズン終了後の『EURO（欧州選手権）』での活躍も期待されている。