キンプリ神宮寺勇太「5番手」からブチ抜き!目指すは「所ジョージ化」!?

 King&Princeの神宮寺勇太(23)がMCを務める番組『名所から一番近い家』(テレビ朝日系)が、5月18日20時から放送される。

『名所から一番近い家』は、MCの神宮寺とレギュラーのいとうあさこ(50)が、島根県・出雲大社や京都府・清水寺、東京スカイツリーといった名所から一番近い家を調査して紹介するというバラエティー番組で、2020年1月から特番として4回放送されてきた。

「これまで『名所から一番近い家』は、関東ローカルかつ深夜枠、土曜昼枠でやってきたのですが、5月18日の5回目の放送で初めての全国ネット、ゴールデンタイムで放送されます。

 キンプリメンバーの中では、現在“5番手”と目される神宮寺のMC番組がゴールデンで好結果をつかんで、今後、レギュラー枠での放送というようになれば、一気にグループ内での存在感を出すことになりますし、彼にとっても勝負の番組となりそうですね」(女性誌記者)

 2018年5月にシングル『シンデレラガール』でデビューをはたしたキンプリ。以降、大活躍で、それはグループだけでなく個人活動でもそうだ。

 グループのセンターである平野紫耀(24)は3本の映画主演。昨年6月期にはドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)で、Sexy Zoneの中島健人(27)とのダブル主演を務めたほか、天然キャラをいかしたバラエティー番組への出演も多い。

■平野、永瀬、高橋、岸の眩しい活躍に比べると……

 永瀬廉(22)は、5月17日から放送予定のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』をはじめドラマ3本に出演。映画にも2本出演し、2022年には『真夜中乙女戦争』で主演を務めると発表されている。

 高橋海人(22)は、4月25日から放送が始まった話題沸騰の連続ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)をはじめ4本のドラマ出演。映画にも1本出ており、バラエティーでは2018年10月から『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)にレギュラーで出演している。

 リーダーの岸優太(25)は2018年12月公開の映画『ニセコイ』、今年6月から放送予定の月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)にキャスティングされている。ほかにも昨年8月の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でのメインパーソナリティ起用や1月3日から放送が始まった『VS魂』(フジテレビ系)へのレギュラー出演がある。

「4人が活躍する中、神宮寺はデビュー後出演した映画とドラマが2本だけ。今年に入り、嵐の大野智(40)の事実上の後任となる大手医薬品メーカーのCMに出演し始めましたが、4人と比べるとやや出遅れた感はありますよね」(前出の女性誌記者)

■神宮寺の「格差」を訴える声も……

 他のメンバーに比べると仕事が少ない神宮寺に、「個人売りしたいなら神宮寺くんにもちゃんと仕事くれない?」「神宮寺くんにドラマを。もうちょっとグループ内格差を改善しような」といった声もネットには寄せられている。

「ゴールデンでの放送機会をつかんだ『名所から一番近い家』は、神宮寺さんにとって、指摘される“メンバー間格差”を埋めるチャンスとも言えます。

 しかも、この番組は同じテレ朝系の大人気番組『ポツンと一軒家』と似ている部分があるんです。日曜ゴールデンで放送され、多くの視聴者に愛されている番組の要素も持っているのは、大きな強みと言えるかもしれません」(芸能プロ関係者)

 2018年10月からレギュラーが始まった『ポツンと一軒家』は、所ジョージ(66)と林修(55)が出演。人里離れた場所に存在する一軒家に暮らしている人物にスポットを当て、なぜそこに住んでいるのかなどを紹介する。

「そもそも両番組は、変わった場所に住んでいる人に焦点を当てるポイントが同じですよね。また、『ポツンと一軒家』は衛星写真から山奥などにある家を見つけて、その場所にロケに行き、近隣の住民から話などを聞いて目的の家を探索するという方式をとっています。

『名所から一番近い家』は、ターゲットの名所に行き、そこから近隣住民に話を聞いて、名所から一番近い家を探し当てるというロケを行っていて、大元のコンセプトこそ違うものの、『ポツンと』と似たようなVTR構成になっています」(前同)

■『名所』で所ジョージ級の国民的人気を!?

『ポツンと一軒家』が放送される日曜20時台は、裏で日本テレビ系で『世界の果てまでイッテQ!』が放送されている。

「『ポツンと一軒家』と『イッテQ!』は、毎週にわたって世帯視聴率で熾烈な争いを繰り広げていて、『ポツンと』のほうがリードしている状況です。しかし、CMの出稿が期待できるため、各局が最重要視している13歳から49歳のコア層の視聴率では『イッテQ!』が圧勝しています。

 世帯視聴率とコア層で結果が異なるのですが、裏を返せば世帯で優勢な『ポツンと』が、コア層より上のシニア世代には圧倒的に好まれているという証拠です。テレビ局としては手放しで喜べる結果ではないかもしれませんが、タレントにとっては旨味のある話と言えます」(前出の芸能プロ関係者)

『ポツンと』の要素を持つ『名所から一番近い家』も、シニア層から支持される可能性を持った番組と言えそうだ。

「神宮寺さんのいるキンプリは、すでに若者からの人気を不動のものにしています。しかし、かつてのSMAPのような国民的グループ、タレントになるには上の世代からの支持も必須です。もし『名所から一番近い家』で神宮寺さんのシニア層での知名度が上がり、人気も得られたら、それこそ『ポツンと』でMCを務める所さんのように国民的タレントになれるかもしれません。

 SMAPでも、最初は木村拓哉さん(48)、中居正広さん(48)の陰に隠れて地味だった草なぎ剛さん(46)も、バラエティ番組での活躍を経て、役者として活躍し、今年は日本アカデミー賞最優秀主演男優賞まで獲得して、今や押しも押されもせぬ国民的スターです。

 神宮寺さんも、『名所から一番近い家』で人気をつかめば、一気にキンプリ屈指の人気メンバーとなれるかもしれませんよ」(前同)

『名所から一番近い家』が神宮寺と出世作となるのか!?

2021/5/4 7:20

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