カズレーザー、ぺこぱ、ぼる塾が告発!!SDGsも…消えるテレ東「30年史」

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 若手人気お笑い芸人たちが不満を噴出させている。その対象は、「大食い番組」――。

 お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(36)とぺこぱの松陰寺太勇(37)が4月27日深夜放送の『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演。2人が苦手な仕事について話す場面があった。

「イヤな仕事は何?」という話題になると、松陰寺は「大食いくらいですかね。アレって、ちゃんと大食いするし。あと激辛もちゃんと辛いし……やっぱり俺、吐いちゃいましたからね」と切り出す。

 これにカズレーザーも「あ~イヤっすね~。でも、なんで大食い番組って許されてるんですかね? “教育上よくない番組”って定期的に言われるじゃないですか。“これは子どもが真似するから”とか。誰も得してないと思うんですよね」と同調。

 続けて松陰寺が「あれ言ってしまえば“フードハラスメント”ですもんね」と話すと、カズレーザーも「こっちは頼んでもないのに、食わなきゃいけないっていうね。見れば見るほど納得いかないんですよ」と不満を漏らした。

 また同日、4月27日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演したぼる塾のあんり(26)は、「食べ物をおいしく食べたいので大食いの仕事はNG」にしていると明かした。

 出演者らから「普通に食べればだいたい大食いなんじゃないの?」と問われると、あんりは「それはOKなんですよ。食べてたら“たまたま大食いになっちゃった”はOKなんですけど」「挑戦みたいなのはイヤだ」「食べ物食べてるときにイヤな顔するのが嫌で」と語ったのだ。

■SDGsで「大食い番組」への風当たりが強く

 人気芸人たちが怒りの声を上げる大食い番組については、「大食い番組でどっさり残してるのはいただけない、他の人が残りを食べてるわけではないだろうから廃棄されてるだろう。かなりな食品ロス」「激辛料理、大食いの番組は最初から不快」「教育上悪影響だし無駄でしかない」といった声もある。

「以前から“大食い番組はやるべきではない”という声も少なくありませんでした。加えて、近年はSDGsを掲げるCMスポンサー企業も増えてきているため、大食い番組に対する風当たりは強くなってきています」(制作会社関係者)

 SDGs(エスディージーズ)とは「持続可能な開発目標」の英語での略称であり、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことを指す。

 SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されており、17の目標には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」などのものがある。

 テレビ各局もSDGsには熱心に取り組もうとしており、『バトンタッチ SDGsはじめてます』(BS朝日)、『フューチャーランナーズ~17の未来~』(フジテレビ系)、『知りたい!SDGs』(BSフジ)など、SDGsをテーマに掲げた番組も少なくない。

■ギャル曽根、もえあずを輩出した名物番組も……

「スポンサーからの突き上げはかなりのもの。今やSDGsに取り組んでいなければ、一流企業とは呼ばれないんでしょうね。それを受け、テレビ各局はSDGsに社を挙げて取り組んでいます。

 SDGsには、飢えをなくし、誰もが栄養のある食料を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めるという“飢餓をゼロに”という目標があります。また、食品ロス削減に関する項目もありますが、大食い番組がこれに引っかかるのではないかと言われているんです。

 加えて今回、人気の沸騰中のぺこぱ・松陰寺、インテリ芸人、コメンテーターとしても引っ張りだこのカズレーザー、第7世代の女性芸人トリオとして露出を増やしているぼる塾・あんりという注目度抜群の芸人からも“大食いはやるべきではない”という要望が出たこともあり、大食い番組は存亡の危機に直面していると言えるでしょう」(前出の制作会社関係者)

 1989年にテレビ東京の『日曜ビッグスペシャル』から始まった、同局の大食い番組。1992年からは『TVチャンピオン』の「全国大食い選手権」という人気企画として放送されるようになり、2005年からは『元祖!大食い王決定戦』として現在まで続いている。

 同番組からはギャル曽根(35)、もえのあずき(33)、ジャイアント白田(42)といった現在でもテレビ番組で活躍するタレントを輩出。

 また、テレビ東京ではデカ盛りグルメをテーマにしたバラエティ番組『デカ盛りハンター』が放送されているほか、日本テレビの『有吉ゼミ』などでも大食いチャレンジは人気企画になっている。

「テレビ東京においては30年以上の歴史を誇り、さらに多くのテレビ局でも大食いは大人気コンテンツとしてたびたび放送されてきました。しかし、SDGsと芸人サイドからの要望もあり、今後は徐々に大食い番組、大食い企画が少なくなっていく可能性は高そうです」(前同)

 大食い番組が消滅してしまうのも、時代の流れゆえ仕方がないことなのだろうかーー。

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  • 5/4 7:00
  • 日刊大衆

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この記事のみんなのコメント

4
  • 玉葱

    5/5 5:40

    あんりの言い分が1番しっくりくる。沢山食べたって全然良い。楽しく、美味しく食べられれば。なんで食事に苦痛要素が必要なのか 理解できないな…。有吉ゼミのなんかは、特に狂ってる。絶対食えねぇだろって奴が番宣の為に出るとか、そこは確かに不快感がある。あのデカ盛り、子供食堂に提供して分け合って食べたら、どんだけの子供らが喜んで食べるだろうね…。

  • ソフィア

    5/4 17:45

    早食いだと尺が取れないし今度は内臓壊すとかクレーム来そう

  • こっちはテレ東系列放映開始から役10年、糖尿病を誘発させる大食い

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