スクデット獲得のコンテ監督、喜び噛み締めコメント「私がインテルで見つけた最高のものは…」

 11年ぶりとなるセリエAの優勝が決まったインテルのアントニオ・コンテ監督がインタビューに応じた。『スカイスポーツ』が伝えている。

 2日に行われた第34節で2位のアタランタがサッスオーロと1-1で引き分け、首位インテルは4試合を残して19度目のリーグ制覇を決めた。昨シーズンからチームを指揮するコンテ監督は取材に応じ、今シーズンのチームを振り返りながら以下のように語っている。

「4試合を残してインテルをにスクデットをもたせたことは、とても幸せなことだ。残りの試合も好調を維持して、またあまりプレーしていない選手たちにも時間を与えたいと思っている。彼らは私が何を期待しているのか、何を見たいのかは分かっているはずだ」

「昨シーズンからは戦術的な進歩があった。チームとしていくつかの異なるオプションを実行してきたからね。また、今シーズンは以前と同じようにピッチ全体にハイプレスをかけることもできた。とはいえ、それが相手チームに分析されてしまいカウンターアタックで追いつかれることが多かった。今年の課題は、その相手の対策への対応だったように思う」

「勝つチームは、攻撃と守備のバランスが取れていなければならない。インテルの選手たちはどの瞬間にプレスをかけ、どの瞬間に自陣で待ち構えるかというゲームの読み方を学んだ。それが成熟したチームの証なんだ」

「インテルは後方からのビルドアップからハイプレスなど、現代的なサッカーをしている。選手たちは全ての戦術を実行する方法を学んでいるんだ。自分たちの限界を知り、それを改善するための努力も欠かさない。私がインテルで見つけた最高のものは、私を完全に信頼できるグループだった。私のリーダーシップとビジョンに信頼を寄せてくれた。そしてこの1年で選手たちは成長し、成熟した。彼らは立派な勝者だと思うよ」

2021/5/3 15:16

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます