100均アウトドアグッズ5選。キャンプ飯を充実させる小物を厳選
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◆コロナ禍でアウトドアブームが止まらない
2020年、流行語大賞で「ソロキャンプ」がノミネートされるほど世間にはアウトドアブームが訪れています。コロナ禍でにわかに活気だったかの様に見えますが実はアウトドアブームはかれこれ5年近く続いています。ストレス過多な現代社会において非日常空間を楽しめるキャンプに癒やしを求めている人も多くいるようです。
「ふたりソロキャンプ」、「山と食欲と私」、「ゆるキャン△」などアウトドアを題材にした漫画も連載され、中でも「ゆるキャン△」はアニメやドラマ化もされるほど世間ではアウトドアブーム。アウトドアだけでなく、自宅でキャンプをする「家キャン」や「庭キャン」なんかも流行り始めています。
◆100均アウトドアグッズは品揃え豊富
さて最近のアウトドア-キャンプブームは製品市場にも大きく変化を与えているようです。Amazonなどの大手ネット通販を見ても、激安キャンプギアが多数出品されているのが判る。ベテランキャンパーからは信用性に足らないなんていう有り難いお言葉を貰いそうなアイテムも多々ありますが、初めてキャンプをしようと思う人には激安でアイテムを揃えられるのは朗報です。
ネットで購入するのは信頼性がちょっとという人は、ホームセンター等のアウトドアコーナーも充実しており、ブランド物からホームセンターオリジナル製品まで実際に商品を見ながら物を選べるのでオススメです。
そんなアウトドア用品ですが、実は100円ショップにもブームの兆しは到達しているようで、100均アウトドアグッズが多数ラインナップされています。
特にダイソーではサンシェードテントやパイプ椅子、銀マットなど本格的なテントこそ無いもののあると便利なアイテムも盛りだくさん。
セリアでも大型商品はないものの、ダイソーではラインナップされていない商品もある程多数のアウトドアグッズが商品展開されています。
◆焚き火台は小型でも雰囲気を楽しめる
そんな中で、今回は「庭キャン」や「家キャン」(自宅でキャンプする事)だけでなく、有事の際にも使えそうな100円ショップキャンプギアをピックアップして実際に使用してみました。
キャンプといえば醍醐味は焚き火です。最近では直火NGなキャンプ場が多く、焚き火台はもはや必須アイテム。そんな時に役に立つのがセリアで販売している焚き火台。
価格が110円という事もあり、サイズはそこまで大きくないので大型の薪は使えませんが、雰囲気を楽しむためなら十分なサイズです。着火剤不要の炭も販売されているので合わて使うと手早く焚き火が楽しめます。
続いては調理に便利な五徳、固形燃料。五徳はアルコールバーナーでも利用可能となっており、3枚のプレートを組み合わせるだけと軽量かつコンパクトな作りです。固形燃料はアルミカップが付属しているので台座要らずでそのまま火を付けて使うことが可能。
◆キャンプ飯が楽しくなる調理小物
1個でだいたい20分ほど燃焼するのでメスティンで炊飯をするのにピッタリの使い切りアイテムです。
最後はメスティンとスキレット。今やネットオークション・フリマでも大人気の両アイテム。入荷するやいなや瞬殺なんて店舗もあるのでダイソー店頭で見かけた事が無い!なんて人も。
メスティンは550円。スキレットは大小ありそれぞれ330円と220円です。スキレットハンドルカバーはセリアで本革製が110円で購入できるのでぜひ入手しておきましょう。
どのアイテムも実際に使いやすく、簡単に雰囲気作りが楽しめました。ブームやコロナ自粛でキャンプ場の予約も取りづらい今、自宅キャンプが静なブームとなっています。まずは激安キャンプギアで「庭キャン」から始めてみてはどうでしょうか?
<文/板倉正道>
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【板倉正道】
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク