【青葉賞 枠順データ分析】フルゲートになると7枠8枠は大苦戦

 5月1日に東京競馬場で行われる青葉賞(3歳・GII・芝2400m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番、10番。3回で6番、7番が続き、2回が2番、4番、5番、9番、12番、13番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-1-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率30%

2枠 2-3-0-13/18 複勝率27.8% 複勝回収率107%

3枠 1-0-2-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率60%

4枠 2-2-1-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率52%

5枠 2-0-4-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率133%

6枠 1-2-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率100%

7枠 1-2-1-22/26 複勝率15.4% 複勝回収率40%

8枠 0-0-1-26/27 複勝率3.7% 複勝回収率5%

【フルゲート時のみ】

1枠 0-1-1-10/12 複勝率16.7% 複勝回収率23%

2枠 2-2-0-8/12 複勝率33.3% 複勝回収率148%

3枠 1-0-1-10/12 複勝率16.7% 複勝回収率70%

4枠 1-1-1-9/12 複勝率25.0% 複勝回収率52%

5枠 1-0-2-9/12 複勝率25.0% 複勝回収率50%

6枠 1-1-0-10/12 複勝率16.7% 複勝回収率86%

7枠 0-1-1-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率40%

8枠 0-0-0-18/18 複勝率0.0% 複勝回収率0%

 8枠が27頭出走して3着1回という大不振。唯一の馬券絡みは、16年に1番人気3着だったレーヴァテインのみで、この年は13頭立てだった。馬番別成績をみると、2番から11番までが綺麗に1勝ずつしており、12番より外の勝利はなし。フルゲートだった6回に絞ると8枠は[0-0-0-18]で馬券絡みは一度も無く、7枠も[0-1-1-16]と苦戦を強いられている。昨年も3→7→1という内枠での決着で、2番人気に支持された7枠15番のフライライクバードは8着に沈んだ。

 青葉賞は前半のペースが緩みやすく、後方一気は難しい。絶好の馬場状態で行われることも、内枠有利の傾向に拍車をかけている。今年も東京競馬場の馬場状態は良好なので、例年の傾向通り、内枠重視で良さそうだ。

2021/4/30 12:12

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