夫の不倫発覚後に再構築を望むなら、絶対にやってはいけない3つのこと

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 連日報道される芸能人の不倫ニュース。芸能人でなくても、不倫問題は後を経たないようで、不倫調査を主に取り扱うVIVID女性探偵社では、不倫調査依頼が絶えないそうです。

 では、調査して夫の不倫が発覚した場合、妻たちはその後どのような道を歩むのでしょうか。VIVID女性探偵社・代表の北川舞子さんにお話を伺いました。

◆大多数の妻が再構築を望む

――夫の不倫が発覚した場合、どのような決断をされる妻が多いのでしょうか。

北川舞子さん(以下、北川)「意外と思われるかもしれませんが、弊社に依頼にいらっしゃる奥様たちの約7割は、再構築という道を選ばれます

――意外です。証拠を掴んで、離婚の話を進めるものだと思っていました。

北川「不倫するような夫とすぐにでも離婚したい、という方ももちろんいらっしゃいます。でも、すぐに離婚できる方ばかりではないんです。子供がいる方は特に悩まれますし、共同で住宅ローンを組んでいる方や専業主婦の方など、離婚という選択肢をとれない方もたくさんいます。他の調査会社で離婚をすすめられて、弊社に相談にくる奥様もいらっしゃいます」

◆再構築を望むなら絶対にやってはいけないこと

――そのような場合、どのように話し合いを進めるんでしょうか。

北川「依頼者が少しでも望まれているのであれば、私たちは集めた証拠を元に、どう再構築の道を作るか話し合います。調査内容から、夫がどこまで不倫相手にはまっているのかを想定し、不倫相手とどうしたら別れられるかを考えるんです」

――そんなことができるんですか!? 具体的に何をするのか気になります。

北川「その前に、再構築をしたい人が絶対にやってはいけない3つのことがあります。一つ目は、『はっきりした証拠なしに不倫をせめる』こと、2つ目は『スマホを見たことを告げる』こと。そして、3つ目は『探偵に依頼したことをほのめかす』ことです。まず、はっきりした証拠がない状況で夫をせめても、ただの喧嘩になるだけです。お互い不信感を持ったまま、夫婦仲がますますこじれてしまいます」

◆不倫してる夫ほど逆ギレする

――スマホを見たことを告げるのは、なぜダメなんでしょうか。不倫の抑止力にもなりそうですが。

北川「夫が逆切れして、話の論点を変える可能性があるからです。『女の子に、会いたいってメールを送ったでしょ』と追及しても、夫は『人のスマホを盗み見するなんて、人としてありえない』と怒ってきます。不倫している夫ほど、『俺を信用していないのか』『お前のことは信用できない』とキレて、挙句『冗談で送った』などと、ひどい言い訳で逃げ切るんです」

――完全に論点をすり変えられていますね。

北川「探偵に依頼して証拠をつかんだ、なんて言おうものなら、『俺は犯罪者か!』と激昂して、揉め事がさらに大きくなります。探偵に依頼したというセリフが有効なのは、離婚前提で話を進めているときだけです

◆不倫の深刻度は5段階で見極める

――では、どうすればいいのでしょうか。

北川「まず、夫がどれくらい不倫相手にのめりこんでいるのか、状況を確認します。弊社では、不倫の深刻度を5段階にわけて説明しているのですが、夫がどの段階にいるのかを奥様とすりあわせるんです。」

◆不倫の深刻度5段階
レベル5⇒離婚
レベル4⇒別居・離婚を考える
レベル3⇒体も心も依存している関係
レベル2⇒性欲のみだが、継続した関係
レベル1⇒デートしたり、一夜限りの関係
※上にいくほど、再構築は難しい

――レベル1から上にいくにつれて、再構築するのは難しくなるんですね。

北川「レベル1が遊び感覚なのに対して、レベル3では不倫するために奥様に嘘をついたり、お金を要求するようにまでなります。この段階になると、『お前、料理がヘタだよな』などと、誰かと比べるような発言も出てくるんです。さらに、レベル4では、『自由になりたい』などの自分勝手な発言が増え、喧嘩時に離婚や別居をほのめかすようになります」

――たしかに、深刻度が増していますね。

北川「レベル5になると、夫自ら離婚届を用意して渡してくるなど、奥様が再構築を望んで動いても、どうにもならない状況になります。状況や奥様が今後どうしたいかを話しつつ、探偵会社としてできる証拠集めをしていきます」

◆第三者を使って「バレてるよ」と伝える

――レベル1の場合は、どのように再構築の対応するのでしょうか。

北川「レベル1のように、遊び感覚で不倫をしている場合は、まずお灸をすえます。夫の素行調査をして、不倫相手とデートした場所・時間・宿泊したホテルを証拠として押さえます。その証拠を元に、第三者の存在を使って『昨日の20時ごろに、〇〇ちゃんが渋谷のドンキホーテであなたを見たって言ってたよ。女の子といたって聞いたけど、何してたの?』と聞くんです

――『渋谷のドンキホーテに女の子と行ったでしょ!!』じゃダメなんですね。

北川「ダメです!先ほども言いましたが、奥様が直接言ってしまうと『スマホを見ただろ』『調査でもしてるのか』と言い争いになってしまいます。ここでは、『不倫はいろんな経路でバレるんだよ』『既にバレてるよ』と伝えることに意味があるんです。共通の友人や結婚式に呼んだ友人など、誰でもかまいませんので第三者を登場させてください」

――なるほど。けれど、警戒心が強い夫の場合「探偵でもつけてるの?」とあやしまれそうです。

北川「警戒されたとしても、こちらが探偵に依頼した証拠を、夫が探し出すことはほぼ不可能です。レベル1や2の場合は、夫自身も遊びとわりきっている場合が多いので、脅せばしばらくはおとなしくなります」

◆離婚するなら早めに弁護士に相談

 北川さんによれば、これらの行動はあくまで妻が「再構築したい」という気持ちがある場合にとる行動です。

離婚や慰謝料を請求することが決まっているのであれば、早めに弁護士に相談するのがベストです」(北川さん)。

 そのうえで、離婚ではなく、再構築を望む場合は不倫の段階を見極めつつ、過去の事例や夫婦の状況と照らし合わせ、再構築にむけた対応を決めていくようです。何より、不倫をしているという確実な証拠がないと動くことはできないので、深刻な状況になる前に、証拠を集めて早めに手を打つのが得策とのことです。

 では、夫が不倫相手にどっぷりのめり込んでいる場合はどのように再構築の道を歩むべきなのでしょうか。次回、北川さんにお話をうかがいます。

※調査内容や方法は、特定を避けるため一部内容を改変したうえで記載しています。

【北川舞子】
VIVID女性探偵社(キタガワ万博株式会社)・代表取締役。大手調査会社2社を経て、独立10年目。現在は二児の母としても奮闘中。別名、ママ探偵として、依頼者が抱える不倫問題や夫婦の想いに寄り添いながら、解決に導く。インスタグラム #ママ探偵 にて不倫問題のアドバイスもしている。インスタグラム:@mama_vivid/公式ホームページ

<取材・文/瀧戸詠未>

【瀧戸詠未】
ライター/編集者。趣味は食べ歩き・飲み歩き。

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